講師紹介
中学で不登校となり、通信制高校から東大へ。かつての自分と同じように悩む人たちを助けたい
中川美咲
- 代々木校
- 東京大学文学部心理学科在学
- 担当科目:英語、数学
中川美咲(なかがわ・みさき。仮名)通学への抵抗感から中学・高校不登校になり、通信制高校へ転学。自信をつけるためにレベルの高い東大を目標に勉強に励み、一浪を経て無事合格。大学入学後、悲観的だった自分の変化に気づく。この気づきをきっかけに、不登校で以前の自分のようなつらさを感じている人の力になりたいと思い、キズキ共育塾へ。
記事に掲載されている情報は、掲載日時点のものです。
中川講師のストーリー
通学することへの抵抗感から中学・高校不登校に。その後通信制高校へ
中高一貫の私立校に通っていた私が不登校になったのは、中学3年生の2月ごろでした。
何事にも受動的で、自分の取り組んでいることがうまくいかないと、すぐに投げ出していました。
「こんなにつらい思いをしながら、なんで学校に通い続けなければならないのだろう」と考えて、気分が落ち込むことがよくありました。
そのうちに、出席日数が足りなくて留年が決定。
同じ学校に通い続けられる自信が持てず、その年の秋に通信制高校へ転学しました。
自分に自信をつけたくて東大を目指す。1浪後に合格
転学して最初の半年くらいは週1回、高校2年生のときは週3回くらい、学校に通っていました。
次第に「高校卒業後の将来のために今勉強しよう」と思うようになり、高校2年生の秋から大学受験を考え始め、東京大学を受験することに決めました。
特定の分野に興味があったわけではなかったので、さまざまな分野を広く浅く学ぶことのできる教養学部がある大学を受験しようと考えたのです。
兄が東大に行っていたこともあり、比較的身近に感じる大学でした。
最初は複数の大学の受験を考えていましたが、高校3年生の夏ごろに東大一本に絞りました。
東大受験という大きな目標を立て、それに挑戦することで自信と実力をつけたいと思ったからです。
現役時は東大には不合格で、浪人することにしました。
その後は予備校に通いながら、1年間の勉強を経て、ようやく東京大学の文科II類に合格することができました。(※中川講師はのちに文学部心理学科に進学しました)
かつての自分に似た人たちを助けることで、周囲に恩返しをしたい
大学入学から1年が経ち、日々の生活が充実してきたころ、「私はずいぶん変わったな」と思ったんです。
不登校になった当時の私は、何事も悲観的に考えがちでした。ですが、受験や大学での勉強・サークル活動などを行うなかで、自分の欠点にも向き合って踏ん張れるようになっていたのです。
このような私の「気づき」を、「かつての自分と同じような人たちに伝えられれば助けになるのではないか」。そう考えるようになりました。
今の自分があるのは周囲の助けがあったからです。
何かの形で周囲に恩返しをしたい、といつも思っていました。
「不登校の人たちの居場所であり、なおかつ自分が得意な『勉強』を教えられるようなところで働きたい」。そんな場所を探すうちに、東京ボランティアセンターを通じてキズキ共育塾の存在を知ったんです。
キズキ共育塾は「困難を経験した講師が生徒さんのロールモデルとなって、勉強面でも気持ちの面でもサポートしていく」という視点を打ち出していて、「ここだ!」と思いました。
気楽に通える、暖かで和やかな雰囲気がキズキ共育塾にはあります
キズキ共育塾のスタッフや講師は、みんな士気が高いです。
一人ひとりの生徒さんに適した授業のやり方を日々考えていて、授業用に独自の教材を作る人もいます。
そして、キズキ共育塾の教室にはあたたかく和やかな雰囲気が満ちています。
まずは通塾のリズムを作ることが目標の生徒さんから、受験を見据えて本格的に勉強しようという生徒さんまで、幅広く受け入れていく風土が、キズキ共育塾にはあると思います。
メッセージ
キズキ共育塾では、講師と生徒さんとの間で相談しながら授業のカリキュラムやペースを決めます。
つまり、一人ひとりに合ったかたちで授業を進めることができるんです。
小学校の内容から始めることもできるので、久しぶりに勉強するという人も不安に思う必要はありません。
また、勉強する気持ちになれないときには、雑談をしても大丈夫です。
そのときの気分に応じて、そのときなりの授業への取り組み方をすればよいのです。
あなたも、キズキ共育塾に来て、私たちと一緒に一歩を踏み出してみませんか?キズキ共育塾のスタッフ・講師一同、全力でサポートします。
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