講師紹介
あなたの中にある小さな気持ちの種を育て、勉強する喜びを伝えたい
千葉慶太郎
- 代々木校
- 大阪大学文学部卒業
- 担当科目:英語、国語
高校から進学した函館ラ・サール学園高校を経て、大阪大学文学部卒業。新卒で就職した会社を退職した後、フリーター生活中にうつ病を経験。「自分は世間で言う“やり直し組”です」
記事に掲載されている情報は、掲載日時点のものです。
うつ病から再浮上できたきっかけ――それが、勉強だった
高校は私立のミッションスクールである函館ラ・サール学園に通っていました。
地元の公立高校の説明会にも行きましたが、なんだか雰囲気が合わないと感じました。
それに対して、私立高校は自分が落ち着ける場所だと思ったので、進学を決めました。
大学は、もともと本が好きだったのと、高校の先生の影響もあって、文学部に進みました。
将来お金になるかどうかに関係なく、ひたすら人間の心を追い続けるというところに、魅力を感じましたね。
大学入学後は、音楽サークルでの活動にエネルギーを注ぎました。
ライブハウスや路上ライブなど、学生サークルの枠を飛び越えて活動していましたね。
かけがえのない出会いや貴重な経験をたくさん得ることができました。
新卒で就職したのは、とあるベンチャー企業。
応募者1万人の中から採用は10人という、超高倍率をすり抜けることができたのですが、今思えば、ちょっと背伸びしてしまったんです。
結局は、体調を崩して退社してしまいました。
その会社を辞めたのは25歳のときで、そこからはフリーター生活です。
(あくまで僕にとっては、ですが)フリーター生活って、すごくつまらなかったんですよ。
「何のために生きているんだろう」って毎日のように思っていました。
そんな日々の中、あるとき、英語を学び直そうと思ったんです。
英語の歌を歌いたいと思ったのがきっかけですね。
それが高じて、大学受験の範囲の勉強をもう一度勉強したいと思うようになりました。
この勉強が、面白かったんです。
同時に、「あ、誰かに教えることができそうだな」と感じました。
一人で勉強している行為って、自分で自分に教えているということじゃないですか。
これは何かに活かせるかもしれないと思いました。
正直なところ、精神的に追い詰められて会社を辞めてしまった経験は、キズキ共育塾で講師の仕事をするまでずっと引きずっていました。
「自分は世の中の大人として失格だ」とずっと思っていました。
「もうちょっとがんばれたんじゃないか」と。
でも今は肯定的にとらえています。
フリーターの経験も含め、全て自分の人生に必要なレッスンだったなと思うんです。
その期間があったからこそ、勉強の楽しさを実感しましたし、向上心を持って向き合える喜びの貴重さも知りました。
学びの「喜び」を生徒さんに伝えたい。
そんな思いでキズキ共育塾に参加しています。
必要なことはすべて伝えていきたい
キズキ共育塾で講師をするようになって、やっぱりみんな勉強したいと思ってるんだなと感じました。
その意気込みに応えられるように、「どれだけつまずこうが、勉強したかいがあった」と思われるような授業がしたいと思っています。
また、キズキ共育塾に通ってきている生徒さんたちは、人と会う機会やきちんとした先生に教わった経験が少なかったりするように感じます。
だからこそ、その子たちを世の中に送り出すために、必要なことはこちらが全部言っておかなくちゃいけない。
それは勉強だけでなく、生活の面でも同様ですね。
僕は講師でありながらも生徒さんのことを“友達”ととらえていたりもします。
同じ高さの目線で、人間同士のぶつかり合いといった感じで接したいなと思っているんです。
「勉強したい」――その気持ちが楽しさへとつながっていく
キズキ共育塾という場所は、勉強を強要されたり、プレッシャーによって心がすり減ったりするような場所ではありません。
必ず自発的に勉強に取り組めるようになり、学ぶ「喜び」を発見できる場所です。
キズキ共育塾に通い始めたころは勉強が嫌いで会話もできなかった生徒さんが、ほんの数か月の間に笑顔で雑談をしたり、真剣にノートをとるようになったり、いつの間にか楽しそうな表情へと変わっています。
そんな生徒さんの姿を見て、僕はいつも元気をもらっています。
「勉強したい」という小さな気持ちの種があれば、その種子から何百倍もの大きな実りが生まれる場所がキズキ共育塾です。
勉強はつらいことじゃありません。楽しいことだし、自分で自分をほめてあげられるきっかけにもなります。
それに、一生役に立つものでもあります。
ぜひ一度、キズキ共育塾に来てみませんか?これまで真剣に勉強をしたことがなくても、きっとあなたにあったやり方が見つかると思います。
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