講師紹介

大学でやっと見つけた自分の居場所。今の環境に馴染めないと悩むあなたへ伝えたいこと

溝口大輔

  • 代々木校
  • 国際基督教大学教養学部在籍
  • 担当科目:英語、数学

溝口大輔(みぞぐち・だいすけ。仮名)。国際基督教大学教養学部所属。芝浦工業大学柏高校卒業。「大学では社会福祉とか社会政策の勉強をしています。最近では、カナダで開発された“産後うつ”のプログラムをベトナムに持ってきた人の授業が面白かったです。」

記事に掲載されている情報は、掲載日時点のものです。

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人付き合いに違和感を覚えていた中・高時代ーー大学に入ってすっかり解消された

人付き合いに違和感を覚えていた中・高時代ーー大学に入ってすっかり解消された

これまで、友人づきあいも勉強も、特に何か苦労をしたという経験はないんです。

ただ、周りの友人たちとうまく馴染めていないなという思いがずっとありました。

中高一貫の私立に通っていて、友達もいて、それなりに楽しかったんですけど、たまたま同じ場所にいるから仲良くしなければならない関係のように感じていました。

自分はあまり空気を読めないほうだったのかもしれません。

集団から抜け出すという選択肢もなく、「自分はこうだから」と割り切れるほどアウトローにもなれず行動力もないから、何もしないままでした。

だけど、この先もずっとこんな感じじゃきついなと思っていました。

志望大学は、教養学部があるところを選びました。

将来的にやりたいことはあったんですけど、もやもやとしていて「これ」という言い方ができなかったから、大学に入ってからやりたいことを決めようと思ったんです。

大学に入ってから、なんとなく勉強したかったことが見えてきたように感じます。

「構造的暴力」という言葉が近いかな。

これは、その人自身は悪くないのに、社会とか制度のせいで窮地に立たされるようになってしまうというものです。

力がないために、何か大変な出来事が起きたときにやられてしまうというのが怖いなと思ったんですよね。

最近で言えば、企業の中で居場所のなくなった人たちが集められるという「追い出し部屋」とか、ああいうのがすごく怖い。

こういう気持ちが、キズキ共育塾に携わるようになったきっかけにつながっているように思います。

中学・高校では、なんとなく周りと馴染めていない気がしていたんですけど、大学ではそんな気持ちはすっかり解消されました。いろんな友達もできましたし。

中・高の友人と大学の友人では何が違うのかというと、「これがいい」と思うこととか、「これがかっこいい」と感じる価値観や、評価軸なのではないかと思います。

単純に“楽しさ”というのとは違う気がするな…。

本や専門書をすごく読み込んでいる人がいたり、幅広くいろんなことに関わっている人がいたり。自分が憧れるものを持っている人と出会ううちに、少しずつ慣れていったのかもしれません。

やっと自分の居場所を見つけられたように思います。

コミュティによって「ノリ」はそれぞれ。勉強することで、違うコミュティに行くことができる

コミュティによって「ノリ」はそれぞれ。勉強することで、違うコミュティに行くことができる

今思えば、中学・高校時代に自分が接することができた人やコミュニティは、とても限られたものでした。

存在するコミュニティの数だけ、そのコミュニティの「文化」や「ノリ」があります。

たまたま所属することになったコミュニティの「文化」、「ノリ」が自分に合わないことももちろんあるでしょう。

もしこれを読んでいるあなたが、今所属しているコミュニティに違和感を抱いているとか、「馴染めないな」と思っていた場合、あまり自分を責めないでください。

あなたの今の環境は、無数にある環境のうちの一つでしかありません。

その環境が合わないのであれば、違う環境に行けばいいのです。

環境を変えるための方法はいろいろあります。

その方法の一つが勉強する、というものです。

勉強することや、高校・大学へ進学することが人生の全てではありません。

ただ、勉強して進学することで、今の環境を変えることができるのも事実です。

懸命に勉強していくうちに「自分もやれるんだ」と自信を持てるようになり、少しずつ元気になっていく生徒を何人も見てきました。

もし何か相談したいことや、悩んでいることがあれば、キズキ共育塾へ連絡してもらえればと思います。塾長をはじめ、様々な経験を持つ講師陣がどのようにすればいいのか、あなたと一緒に考えます。

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