講師紹介
小学校時に不登校を経験。学ぶ楽しさが自信につながり慶応大学へ
高崎愛子
- 代々木校
- 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
- 担当科目:世界史、国語
勉強は気持ち次第で面白くなります。一緒に「楽しい勉強」をしませんか
記事に掲載されている情報は、掲載日時点のものです。
高崎講師のストーリー
小学校時に不登校を経験。相談室が、自分の基礎を作ってくれた
小学校2年生のときに、不登校を経験しました。
特別な理由があったわけではなく、学校がすごく嫌だったというわけでもないんです。
そんな私を救ってくれたのは、とある相談室。
自分の小学校とは違う小学校にあったのですが、母が見つけてきてくれました。
そこの先生方は、人との接し方がわからない私にすごく優しくしてくれたんです。
学校に通う。勉強する。授業を受ける――。
そんな当たり前のことが、自分にとっては新鮮な刺激だったんです。
よくよく考えてみれば、相談室の先生方は、私が本来通う小学校の先生とつながっていたんだと思います。
私が元の小学校に戻ってもギャップを感じないように、むしろ余裕を持てるくらいに学力を引き上げてくれましたから。
6年生のときに元の学校に移ったのですが、思っていたよりもスムーズに入っていくことができました。
本当に、周りの方の努力のおかげだと思います。
その後、勉強は特に問題なかったのですが、特に中学校のころなどは、自分の過去をつつかれたらどうしようという“おびえ”を抱えていましたね。
もし誰かから指摘されたら、自分の中で何かが壊れてしまうんじゃないかと思っていました。
幸い仲のいい子もいましたし、そんな機会はなく過ごすことができましたが。
また、女の子特有の関係性とかグループなども苦手でした。
長続きする関係が好きじゃなかったんですよね。
わりと自由なグループに所属するようにしてやり過ごしましたけど。
対人関係のやり方も、相談室で教わったことが土台になっていると感じます。
学ぶことの楽しさを知っていれば、人生がどんどん広がっていく
相談室で教わったことはたくさんありますけど、「学ぶ楽しさ」もそのうちの一つ。
「勉強って面白い」って感じさせてくれました。
家で机に向かってまずノートを広げるという習慣は、そのときに身についたものです。
勉強は同じことの繰り返しだけど、繰り返した分、成果が出る。努力がかたちになるんです。
知らなかったことがわかると嬉しくなるし、自分の自信にもなる。
中学のころから家で新聞を読んでいたのですが、政治欄のニュースは何がなんだかわかりませんでした。
だけど、高校の政経の先生が、学校の授業とそのときの時勢を関連づけて教えてくれたんです。
「最近こういうことがあったけど、これは今授業でやっているこの部分が基になっているよ」とか。
それがすごく面白かったんですよね。
それまでよくわからなかったニュースが、誰かに説明できるくらい理解できたっていうことに、快感を覚えました。
もっと知りたい、あの先生の話が聞きたいと思うようになり、政経の授業が大好きになったんです。
そのため、大学は政治学科に進みました。
キズキ共育塾には勉強が好きじゃない生徒さんもいますけど、そういう子には、本人が好きなものと関連づけて教えていくようにしています。
あくまでも大学受験が目標だけど、ただ知識だけを教わっても自分では使えないですよね。
そういう教え方は私も好きじゃありません。
大学受験は一つのステップ。
社会に出るための土台づくりという意味もあると思うんです。
「学ぶ楽しさを知っていれば、人生がどんどん広がっていくよ」っていう、根本的な部分を伝えていきたい。
勉強が楽しくなって、いい意味でキズキ共育塾を卒業でき、結果的に大学に入ることができたというのが一番の理想ですね。
口で言うのは簡単ですが(笑)。
「わからないことがわからない。」
キズキ共育塾に通ってくる子でそんな思いを抱えている子がいたりしますが、年齢は違うけれど、昔の自分と同じなんだなと感じます。
そういう子には、こちらがちゃんと道を示してあげればいいと思いますね。
うまくしゃべれるとかしゃべれないとか、勉強ができるとかできないとか、どんな状況であっても、楽しんで来てくれればいいなと思っています。
勉強は気持ち次第で面白くなる。「知る」ことの喜びを伝えていきたい
学ぶことはつらいことだと考えていませんか?
押し付けられた勉強は、つらいかもしれません。
だけど、自らの「学びたい」という気持ちに駆られて知識をつけることは楽しいことです。
好きこそものの上手なれ。
学ぶことが、自信につながる。
そんな「楽しい」経験を一緒にしませんか。
キズキ共育塾には、共感できる講師や仲間に出会うチャンスがあります。
ぜひ一度、キズキ共育塾の門をたたいてみてください。
お待ちしています。
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