1. 採用トップ
  2. メンバー紹介
  3. 中学で不登校、高校中退から定時制高校へ。自分と同じ生徒さんを支援したい

中学で不登校、高校中退から定時制高校へ。自分と同じ生徒さんを支援したい


谷岡研亮
拓殖大学政経学部在学中
世界史、政治経済(キズキ共育塾)、英語、数学、社会(家庭教師)

谷岡研亮(たにおか・けんすけ)。1997年9月生まれ、香川県木田郡三木町出身。 キズキ共育塾代々木校・秋葉原校所属。キズキと足立区が連携する家庭教師事業でも活動中。中学時代、他人の視線が突然怖くなり不登校に。進学した高校もすぐに中退。新たに入学した定時制高校では楽しく過ごせ、大学へ。自分と同じような境遇にある人を支援したいと思い、キズキへ。音楽鑑賞(J-POP)、神社仏閣巡りが好き。

中学時代、いきなり人が怖くなり不登校に。高校も中退

中学時代、いきなり人が怖くなり不登校に。高校も中退

いわゆる優等生キャラだった私が不登校になったのは、中学1年生の夏休み明けのことでした。

体調不良で1週間ほど学校を休んだ後、クラスに戻ると周囲の視線に恐怖感を抱くようになったことがきっかけです。

中学は不登校のまま卒業しました。

中学卒業後は、内申点が低くても合格できた私立高校に入学したのですが、「視線が怖い状態」は続き、あまり通わなくなりました。

親には申しわけない限りです。

高校に通わなくなった当初、母は、私に学校に戻ることを強く求めていました。

しかし次第に私の考えを尊重してくれるようになり、「じゃあ、どうする?」と尋ねるようになりました。

いろいろ検討した結果、私は1年生の夏に高校を中退し、その秋に定時制高校に入学しました。


定時制高校へ。いろんな人がいて、めちゃくちゃ楽しかった

定時制高校へ。いろんな人がいて、めちゃくちゃ楽しかった

定時制高校には、通い続けることができました。というか、めちゃくちゃ楽しかったですね。

「仕組み」という意味では、少人数だったこと、単位制なのでクラスがなかったことがよかったのかもしれません。

「人」という意味では、みんな年齢もバラバラだし、いろんなバックグラウンドを抱えた人と出会えたのがよかったと思います。いろんな友達ができましたね。

体育の授業で、「この人、おじいちゃんだけど運動できるのかな…」なんて失礼ながら思っていた同級生がバドミントンがうまくてびっくりしたりなど、毎日新鮮でした。

その定時制高校には3年半通学し、興味のある大学をいくつか受験・合格した結果、拓殖大学の政治経済学部に入学し、現在に至ります。


自分と同じ境遇の人を支援したいと思い、キズキへ

自分と同じ境遇の人を支援したいと思い、キズキへ

高校在学中から、いつか自分と同じ境遇の人たちを支援する側に立ちたいと考えていました。

大学生活を送る中、インターネットで「不登校支援 アルバイト」と検索して、キズキ共育塾のことを知り、講師に応募しました。

キズキに入る前にも、「貧困家庭の中学生」を主な対象とする高校受験の指導は行っていました。

ですが、大学受験の指導はしたことがありませんでしたし、対象とする年齢も変わるので、自分の経験を生かせるのか不安でしたね。

「90分間授業をする」ということも未知の世界でしたし。


キズキは、「スタッフにサポートされ、講師仲間と支えあえる、和む場所」

キズキは、「スタッフにサポートされ、講師仲間と支えあえる、和む場所」

そんな私がキズキで働き続けられているのは、教室運営スタッフや講師仲間に常に助けられているからです。

教室運営スタッフは、「事務の仕事」に加えて、僕がいないときにも生徒さんと話したりして、「その生徒さん」の状況をしっかり共有してくれています。

また、講師同士の相談会があり、授業や支援の方法について互いに紹介・相談・アドバイスができます。

つまり、科目指導についても、心のサポートについても、「自分だけ」で悩みを抱えずに成長することができます。

あと、キズキのことは、「かっちり、真面目な雰囲気」かと思っていたんです。

「受験まであと何日!」みたいな張り紙があったりするのかな、とも思っていました。

ですけど、全然違いましたね(笑)

みんな真面目に生徒さん一人ひとりに合わせて真摯に授業を行っているんですが、和む雰囲気があります。

入りやすいところだと思います。

また、様々な年齢層の講師、生徒さんがいらっしゃるのもキズキの魅力の一つです。

私自身も、生徒さんからも人生経験を学んでいます。


「一緒に考える授業」で、生徒さんの視野・視点を変える一助に

私の授業では、「講師と生徒が一緒に考えること」をモットーにしています(もちろん、生徒さんのタイプなどにもよりますが)。

例えば、「授業中の質問時間をしっかり設け、生徒さんから質問がない場合は私が質問する」というのも、その一つの方法です。

他には、授業が政治・経済ということもあり、授業冒頭には生徒さんに気になるニュースを見つけてもらい、それについて議論したりもします。

「一緒に考える」ことによって、お悩みを抱える生徒さんの視点を変えたり、視野を広げたりする一助になれば、という思いからです。

そうした授業を行う中、ある生徒さんから 「不登校などを経験して、普通になれない自分がずっとイヤだったけど、普通じゃない自分にも自信が持てるようになってきた」 と言ってもらえたときは感無量でした。

このように、「決まったカリキュラム」がなく、(生徒さんに合わせて)自分なりに授業を工夫していけることも、キズキ共育塾の魅力だと思います。


安心してご応募ください

安心してご応募ください

キズキの生徒さんは、お悩みを抱えつつ、新しい一歩を踏み出そうとしている方がほとんどです。

講師たちは、そんな生徒さんたちの“伴走者”として働いています。

応募を考えてくださっている方の中には、
「自分にそんなことができるのだろうか…」
「今まで人に何かを教えた経験なんかないし…」
と思われている方がいるかもしれません。

しかし、現役の講師たちも、半数は未経験からのスタートです。

ご紹介したように、スタッフや講師同士のサポートもあります。

心配なさる必要はありません。

他の塾や予備校とは一味違うキズキ共育塾で、ご一緒に働けることを楽しみにしております。