自身も不登校経験者。塾講師は未経験だったが今は週に10コマ担当。


小幡麻美(仮名)
早稲田大学大学院在学
現代文、古文、漢文、小論文(代々木校)

自身も不登校や高校中退の経験を持つ。受験塾に通ったことがなく、また塾講師は未経験だったが、不登校支援を行いたいという思いからキズキ共育塾で働き始めた。当初は不安もあったものの、講師仲間やスタッフのサポートもあり、現在は週に10コマ以上を担当する。趣味はアイドル(ハロプロ)、中国の古典を読むこと。

体調不良や人間関係から不登校に。大学進学で「違う環境」に行き自信を取り戻す


私自身、中学・高校で不登校を経験しています。主な原因は、体調がすぐれず、人間関係も上手くいかなかったためです。

高校は、一度は全日制の学校に入学したものの、1か月で通えなくなり、中退しました。私の地元では、人物の評価が「どの高校を卒業したか」で決まってしまうところがあります。高校中退という「身分」は思った以上に肩身が狭く、ショックを受けるような対応をされたことも多々ありました。

高校中退からしばらくして、通信制高校に編入しました。その高校のスクーリング会場は、実家とは新幹線の距離の都市部にあり、誰の目も気にすることなく外を歩ける開放感がとても新鮮でした。

ただ、通信制とは言え、多少なりとも他の人と関わる授業があります。そうした授業には出席できないことが多かったため、出席日数が足りなくなってきました。

その後も状況は変わらず、高校2年生の夏(同世代は3年生)、「もう休みすぎて卒業はできないな」と思い、高卒認定を取得して地元から離れた大学に進学することを考え始めました。

そして高卒認定、大学受験ともに独学で勉強し、合格することができました。

大学進学後は、人に恵まれ、「肩書」が全てではないことや、他人と違う所を認めてくれる人もいるということを知り、徐々に自信を取り戻すことができました。

現在は大学院に通っています。

教育の仕事は未経験。だが不登校支援に関わりたく、思い切って応募


大学時代からいくつかのアルバイトを経験してきましたが、塾講師など「教育」に関わる仕事はずっと避けてきました。

興味はあったものの、自分自身がいわゆる普通の高校の授業をほとんど受けたことがなく、また受験勉強も独学で行っていたため、教える自信がなかったからです。

「塾講師なんて自分にできるかわからない…。そもそも雇ってもらえないのではないか」と思っていました。

ただ、自身の経験から「不登校支援に関わりたい」という思いは強くあり、そういった支援に関わることのできる仕事を探していたときにキズキ共育塾を見つけました。

そして、自分のように不登校や中退を経験しながらも講師として働いている方が多くいることを知り、思い切って応募しました。

キズキ共育塾にはサポート体制があり、相談しやすく、未経験者でも働きやすい


採用された時点では、塾講師の経験がないどころか、自身の受験でも学校や予備校に通っていなかったため、まずどう教えたらよいか悩みました。

またそれだけでなく、一人ひとり異なる悩みを抱え、異なる状況にある生徒さんへの個別的な対応など、「一般論的な答えがないこと」についてどう対処したらよいのだろう、という点も不安に思っていました。

しかし授業を受け持つ前の研修で起こりうる問題の事例などを教えていただいたことで、そういった不安はある程度事前に解消することができました。

また、実際に授業を受け持ってから感じる悩みや不安については、様々な経歴を持つ講師や教務スタッフに気軽に相談できる環境・雰囲気があります。

もちろん自分でも真剣に考えますが、気軽に相談できるということは、悩みや不安を一人で抱え込む必要がなく、また逆に独りよがりな対応をしてしまう可能性も減少するということです。

講師にとっては働きやすく、生徒さんにとっても適切な対応を受けられる、どちらにとってもいい塾だと思います。

そういう環境・雰囲気もあり、講師も支援も未経験だった私は、現在週に10コマ以上を担当しています。

授業を通じて、古典の面白さを知ってもらいたい


私は古文の授業を担当することが多いのですが、生徒さんが自分には思いもつかない発想で文章を読んでいることがあり、そういうときは「なるほど」と感心します。

私は、古文の問題について「問題集に付いている解答例が唯一無二の答えではない」と思っているので、生徒さんから面白い解釈が出てきたときは、その解釈で読めるかどうかを一緒に考えるようにしています。

そういった授業を通して、「古典は活用表や単語を暗記させられるだけの科目」と、苦手意識を持っていた生徒さんが古典の面白さに気づいてくれることもあり、それがやりがいの一つです。

不登校や中退の経験が支援で役立つこともある


キズキ共育塾で働いて感じたのは、不登校・中退を経験しているからこそ支援に役立つこともある、ということです。

いま学校に通えていない、あるいは中退してしまった生徒さんは、「周りの人にどう思われるのだろう」、「これからどうしたらよいのだろう」と、とても不安に思っています。

そのとき、実体験を踏まえたアドバイスができるということは、大きな強みになると思います。

高校を中退しても、様々な道を選べること。
話すことや人付き合いが苦手でも、少しずつ克服できること。

そんなことを話していくうちに、不安そうだった生徒さんも前向きに先のことを考えることができるようになっていきます。

これを読んでいるあなたにも「挫折からの立ち直り」の経験があるならば、それは「いま悩みを抱えている方」のために、大いに役立てることができると思います。(もちろん、「挫折」の経験がない方も、生徒さんに真摯に寄り添って活躍しています)

応募を考えている方へのメッセージ


私は受験経験も乏しく、自信を持って教えられる教科も国語くらいしかありません。

それでも講師としてやってこれているのは、先に述べたように、他の講師や教務の方によるサポートがある職場だからだと思います(全くの未経験だった私が、現在は週に10コマを担当しています)。

私のように「興味はあるけど教えた経験がなく迷っている…」という方も、ぜひ応募してみてください。