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将来に悩み大学中退。「勉強と支援」の両方が行えるキズキで塾講師として就職


青柳翔太
東京農工大学工学部中退
数学,化学,物理

1994年生まれ、東京都出身。趣味はジャズギター。好きな本は哲学書。将来に悩んで大学を中退。教育に興味があったため、大学中退後はある塾でアルバイト講師として働く。その後就職活動を開始し、キズキ共育塾で理系の契約社員講師になる。「勉強と支援」の両方を提供できるキズキ共育塾で、これまでの塾でできなかったことを実施したい。


※青柳講師はアルバイトではなく社員ですが、講師業務の内容はアルバイトと社員で異なる部分はありませんので、アルバイト講師を志望される方もご参考にしてください。
なお、キズキ共育塾には、「アルバイト講師を経て契約社員講師・正社員講師」「アルバイト講師を経て教室運営正社員」といったキャリアステップ実績がございます。

将来に悩み大学を中退。偶然見つけたキズキ共育塾の採用情報


東京農工大学の工学部に所属していました。理論としての勉強は得意だったのですが、「モノづくり」は不得意でした。

大学では、高専出身などの実技が得意な先輩と自らを比較して「モノづくりができない工学部生」と自嘲する日々でした。

そのため「このまま工学の道を進むことが自分にとってよいことなのだろうか…」とずっと悩み続けており、家の事情も重なった結果、卒業まであと半年というところで、とうとう大学を中退しました。

大学中退後は、自立したかったことと、もともと教育に興味を持っていたことから、ある塾で講師のアルバイトを始めました。

受験生を第一志望の大学に合格させるなど、半年ほど順調に仕事をしていましたが、「私が思う自立」を実現するためにはアルバイトでは難しいと考え、就職活動を始めました。

塾講師として就職したくて様々な塾を見ていたのですが、社員講師の応募条件は「大卒」ばかり。

「大学中退の自分は、講師として塾に就職することはできないかもしれないな…。」とあきらめかけていました。

そんなある日、「中退 塾」のようなワードでインターネットを検索したときに、理系の契約社員講師を募集していたキズキ共育塾を偶然見つけたのです。

まず、「何度でもやり直せる社会をつくる」というキャッチフレーズが、大学中退である私の心に響きました。

また、後述しますが、私がそれまで「教育業界」でできなかった「教育と支援」の両方を提供していることに興味を持ちました。

「ここで契約社員として働けたらな…。でも、ここも『大卒』が応募条件だろうな…」と思いつつ応募条件を見ると、なんと「経歴不問」と書かれていました。

これはチャンスだと思いすぐに応募し、採用に至りました。

大学中退者には望む仕事は与えられないと思っていたので、キズキ共育塾は、生徒さん同様、私自身にとっても「やり直しの機会」になったと思っています。
(※その後、青柳講師は正社員になりました)

キズキ共育塾は、講師を大切にしていると実感します


キズキ共育塾は、生徒さんのことはもちろん、講師(アルバイトも社員も)を大切にしてくれていると実感します。

例えば、実際に働き始めるまでは、「困難を抱える生徒さんの『指導』に失敗し、生徒さんに取り返しのつかない心の傷を負わせたらどうしようか」と不安に思っていました。

しかし徐々にそのような不安は薄らいできました。

まず採用直後の講師研修で、ベテランの先生から「生徒さんと真摯に向き合うことはもちろん必須です。ですが、生徒さんが通塾しなくなっても講師(キズキ共育塾)に理由があるとは限らないので、必要以上に気にしないでください」という話を受けました。

また、授業方法についても他のことでも、わからないことはなんでも聞ける、相談しあえる雰囲気があります。

さらに、キズキ共育塾では、教務スタッフが生徒さんと面談をした後、科目だけではなく生徒さんと講師の相性なども考慮してマッチングしてくれます。

キズキ共育塾では、相性の合わない生徒さんと講師をマッチングすることが、生徒さんの不快感やクレーム、そして何より深刻な心の傷を生じる事態へ発展することを理解しています。

そして、そうした事態は生徒さんだけではなく講師の心身も疲弊させることも、同じくらい理解しています。

以上のように、キズキ共育塾は生徒さんと講師の両方をいたわってくれる職場だと思います。

キズキ共育塾は、「勉強だけ」ではなく「勉強と支援」を提供する塾


大学生時代には家庭教師のアルバイトを行っていましたが、生徒さんの中には「親から勉強『させられている』」方もいました。

そういう生徒さんにとって、授業の時間は苦痛だろうなと思っていました。

そうした生徒さんの授業では、例えば「この分野の勉強には、あの雑談をきっかけに興味を持ってもらえるかも…」と考えることもよくあったのですが、「授業では雑談をしないこと」という派遣会社の方針があったために淡々と授業を行わざるを得ず、私としても苦しい思いをしていました。

また先述のとおり、別の塾での講師経験もあります。

その塾では使用するテキストが決められており、テキストが何ページ進んだのかを授業報告として保護者の方々に提出する方針を取っていました。

授業で講師がテキストから外れたことを行うと、スタッフから「講師は教材づくりのプロではない。テキストに沿わない授業をして責任が持てるのか」と注意を受けます。

以上のような指導方針は、「勉強だけ」を提供する塾(家庭教師)としては「正しい」スタンスなのかもしれません。

そういうスタンスを望む、そういうスタンスで伸びる生徒さんにも数多く出会ってきました。

しかし逆に言うと、勉強に興味がなかったり、その指導方針に合わなかったり、授業についていけなかったりする生徒さんのフォローはできないということです。

教育に携わりたい者として、「勉強だけ」の授業が合わない生徒さんをどうしたらいいのか、ずっと考えていました。

キズキ共育塾は、その解決場所の一つであると思います。

「勉強だけ」を提供する塾(家庭教師)に対し、キズキ共育塾は「勉強と支援」を提供しています。

「キズキ共育塾は、勉強をする場所だが、勉強だけをする場所ではない」というスタンスで、様々な方法を用いて生徒さんにとっての最適を模索しています。

一例として、英語の授業では、カラオケ好きの生徒さんには洋楽の歌詞を、マンガ好きの生徒さんには英訳版のマンガを、鉄道好きな生徒さんには関連する英語ニュースのサイトを用いて単語や文法の解説を行うということがあります。

そうした授業では、生徒さんは英語(の勉強)が楽しくなったり、英語(の勉強)への苦手意識がなくなったりします。

またそうした授業では、生徒さんと講師は洋楽などについての雑談も必然的に行うこととなります。

人とのコミュニケーションにブランクを抱えていることが多いキズキ共育塾の生徒さんにとっては、雑談は、コミュニケーションの練習という「支援」の提供でもあるのです。

「勉強と支援」の提供は、他の塾にはあまりないキズキ共育塾の大きな特徴だと思います。

私も日々試行錯誤を重ねています。

応募を検討している方へのメッセージ


私もこの「講師の声」を読んでキズキに応募しました。

少しでも現場の空気を知るお手伝いをできれば幸いです。

塾とは、教育とは、「勉強」に限らないサービスを提供する場であってほしいと思います。

普通の学習塾とは違うキズキ共育塾に興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。