【東京都江戸川区】ひきこもりの方を支援する相談スタッフを募集

■キズキ×自治体事業について
株式会社キズキは、日本各地の行政・自治体と連携し、子ども・若者の地域ごとの福祉・教育課題に取り組みながら、キズキの支援を広く届けています。
2023年4月からは、東京都江戸川区の「ひきこもり状態にある当事者及びそのご家族に向けた相談支援事業」を受託いたしました。
この事業は、ひきこもり状態にある当事者及びそのご家族等の支援をします。
そこで、この度、ひきこもり状態で悩む方々の社会参加や相談支援を行うスタッフ(正社員/契約社員/アルバイト)を募集します。
地域の関係機関や自治体のご担当者と丁寧に連携し、相談に来られた方と温かい関係を築ける方を求めています。
あなたも、私たちの活動に参加してみませんか。
■募集要項
●募集者 |
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株式会社キズキ |
●雇用形態(契約期間) |
ご希望に合わせて、下記3種類からご選択いただけます。
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●業務内容 |
【正社員/契約社員】 ひきこもり状態にある当事者及びその家族等に、次のような支援を行います。
上記業務の補助等を担当していただく想定です。経験や保有資格に応じて調整します。 |
●求める人物像 |
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●応募資格 |
【必須要件】 雇用形態に関わらず、次のいずれかに該当する方が対象です。
【歓迎要件・正社員/契約社員】
【歓迎要件・アルバイト】
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●就業場所 |
東京都江戸川区(新小岩駅・江戸川区役所近郊) ※詳細は、面接時にお伝えします。江戸川区内の各家庭を訪問することもあります。 |
●勤務日時 |
【正社員/契約社員】 曜日:月~金曜日 時間:8時30分~17時30分(1日8時間勤務+休憩1時間) 【アルバイト】 曜日:月~金曜日のうち、週1日以上 時間:8時30分~17時30分の中で、応相談(最長で「1日あたり8時間(別途休憩1時間)」の勤務が可能です) |
●給与 |
【正社員/契約社員】 月給250,000円〜350,000円 250,000円の場合、月給の内訳:基本給は216,216円、固定残業手当は33,784円 300,000円の場合、月給の内訳:基本給は259,459円、固定残業手当は40,541円 350,000円の場合、月給の内訳:基本給は302,703円、固定残業手当は47,297円 ※時間外労働:あり ※21時間を超える時間外労働は追加で時間外労働手当を支給 【アルバイト】 時給1,200円~1,500円(資格・経験・能力に応じて決定) ※有資格者の場合、1,400円以上 |
●その他待遇 |
【正社員】
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●勤務開始時期 |
2023年4月1日以降で応相談 |
●休日・休暇 |
【正社員】
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●受動喫煙防止措置 |
屋内禁煙 |
●選考プロセス |
【正社員/契約社員】
※選考内容にワークサンプルテスト、リファレンスチェック、職場体験があります。 【アルバイト】
※応募から内定までは、最短で2週間程度を予定しています。 【雇用形態共通】 面接は、東京都渋谷区のキズキ本部(代々木駅徒歩圏内)またはオンラインで行います。 |
■この仕事の魅力・意義とは?
キズキの公民連携事業には下記3つの魅力があります。
- 公的受託事業であるため、短期的な収益性に捉われず、腰を据えて当事者に向き合うことができます
- 地域の中でも、より深刻な課題を抱えている方と向き合うことができます
- 当事者やご家族ごとに抱える課題は多種多様なため、常にご状況に合わせた支援を考えることができます
キズキが学習塾で12年間培った引きこもり支援の知見が、困難を抱える方々の支援に活かされることにやりがいを感じる仕事です。少しでも「挑戦してみたい」と思われた方のご応募をお待ちしております。
■キズキについて

株式会社キズキは、「何度でもやり直せる社会をつくる」というビジョンのもと、福祉・教育分野において、不登校・引きこもり・発達障害・うつ病など、様々な困難を抱える方々を支援する事業を展開する会社です。
2011年の創業から11年目となり、毎年、売上・利益成長を続けています。
私たちは、次のような事業を行っております。
- 行政からの委託に基づき、子ども・若者の地域ごとの福祉・教育課題を支援する事業(全国13自治体から委託)
- うつ病や発達障害によって離職した方が、企業への就職やフリーランスとしての自立を目指すための就労移行支援事業所の運営(全国4事業所を運営)
- 不登校やひきこもりなどの困難を抱える若者に、学習支援と心のサポートを行う「キズキ共育塾」の運営(全国9教室を運営)
また、「何度でもやり直せる社会をつくる」という理念の実現のためには、「利用者が最もよいサービスを選択できること」、「持続可能な組織であること」、「質の向上に向けた切磋琢磨を行うこと」が、社会課題解決において重要であると考えていることから、「ビジネス」と「社会貢献」の両立を追求しています。
■代表からあなたへ

キズキ代表の安田祐輔です。
キズキは、「何度でもやり直せる社会をつくる」ことをミッションに掲げ、
- 不登校・中退などの方を対象とした塾(キズキ共育塾)
- うつ病・発達障害を経験した方を対象としたビジネススクール(キズキビジネスカレッジ)
- 全国の自治体・大学等との連携事業(公民連携事業)
などの事業を、主には関東・関西で展開している会社です。
起業のきっかけは、私自身の経験でした。幼い頃から家庭環境に恵まれず、12歳のときに家を出て、住む場所を転々としながら、鬱屈した日々を送っていました。
しかし、18歳のときに一念発起して大学に行くことに決め、2年間の猛勉強を経て大学に入学したことが、人生の転機となりました。その経験が、不登校・中退の方を対象とした塾(キズキ共育塾)の立ち上げのきっかけとなっています。
20歳のときに大学に合格した後は、バングラデシュやパレスチナに関わりながら充実した日々を送っていました。しかし、新卒で入社した総合商社では、入社後4か月でうつ病となり退職しました。後に、私自身が発達障害の当事者だったこともわかります。
そのときの経験が、うつ病・発達障害を経験した方を対象としたビジネススクール(キズキビジネスカレッジ)の立ち上げに繋がっています。
2011年の創業から、12年が経ちました。2023年現在は、正社員・アルバイト含め約600名の社員が活躍しています。
私たちは、社会的包摂を真に実現する会社でありたいと思っています。社会の中で困難を抱えた方々が自尊心を持って生きていくために何が必要か、何が社会に足りていないのか、真摯に考え行動し続けたい。「なんとなくよいこと」をやるのではなく、やるべきことをきちんとやる会社でありたいと思っています。
そのためには、まず「経営」が重要です。よりよい支援をすることはもちろんですが、売上を上げ利益を上げ、安定した事業基盤をつくらなければ、事業は継続・拡大しません。
さらに、既存の福祉・教育事業にはない価値を社会に提供することも必要です。「キズキ共育塾」や「キズキビジネスカレッジ」といった事業だけでなく、「スタディクーポン(低所得世帯への塾代クーポン)」や「少年院での学習支援」などの様々な事業を通じて、私たちにしか出せない価値ある事業を創造していきます。
ご関心のある方は、ぜひご応募、または説明会にお越しください。
【安田祐輔経歴】
やすだ・ゆうすけ。1983年横浜生まれ。国際基督教大学卒業後、総合商社へ入社するもうつ病になり退職。その後、ひきこもり生活を経て、2011年にキズキを創業。近著に『暗闇でも走る』(講談社、2018年4月)がある。2019年には明治学院大学社会学部社会福祉学科にて、非常勤講師として社会福祉士の育成にも携わる。2020年4月より国際基督教大学(ICU)評議員就任。