長年学んできた英語を生かして、生徒さんの世界を広げる支援をしたい
英語を学ぶことで、世界が広がる楽しさを知ってほしい!
英語を担当しています。
英語の講師を希望したのは、CA(客室乗務員)として英語で仕事をし、海外に住んでいた経験から、英語ならば経験を通じて楽しさをも教えることができると思ったからです。
英語は学問ではなく言語で、人とのつながりをもつツールのひとつだし、できれば世界はグッと広がる。
そんな楽しさや嬉しさを、受験勉強を超えて知ってほしいですね。
もちろん、受験においても英語は重要な科目です。
どの大学のどのレベルでも必ず英語は必要になってきます。
つまずいたりドロップアウトしかけたときに、英語さえできていればもう一度受験できるので、大事な教科だと思うんですね。
また、自分の息子を見ていたり講師の経験を通して感じたことがあるんです。
それは、英語はわからないまま先に進むのはかなりの困難が伴い、そのままにしているとますます英語がわからなくなり、好きでなくなってしまう。
しかし、じっくり時間をかけてわかるようにする支援さえすれば、速度は違っても誰でもわかるようになるということです。
人それぞれ、人生というレースを進める速度は違います。
みんな同じレースに乗っかる必要なんてない。
遅いレースでも問題ないのに、それをサポートする人や組織がまだまだ日本にはない。
そういった意味でも、英語をわかりやすく、楽しく教えたいなという気持ちがありました。
そう思っていたとき、キズキ共育塾を見つけ、理念に共感したのでここで働かせてもらおうと思いました。
心に決めたものに取り組むだけで、よい循環が生まれます
私自身、前提が挫折でした。
幼いころに両親をなくして、母親の妹の家庭で育ちました。
お金持ちだったわけでもない。
長女だからとちゃんとしなくては!という気持ちが先行していました。
それでも転校続きで、気張ってはいたものの、人の顔を伺って過ごした幼少期でした。
何の特技もなく、暗い性格で、人にどう見られるかを気にしていました。
それでも中学に上がったらなんとなく「英語だけはやってみよう!」と決めていました。
英語を勉強したら世界が広がる気がしてたんですよ。
それに英語だけは他の教科と違って全員ゼロからのスタート!これならいける!と思って発起しました。
だからと言って別にゴリゴリ勉強していたわけではありません。
宿題をする、単語を覚えるなど、言われたことを着実にコツコツとしていただけですよ。
でも継続は力なりっていうのは本当で、コツコツしてたら得意になっていきました。
英語だけでも得意になったら、それが自信につながって、やればできるんだ!他もがんばってみよう!という気力がわきました。
全部完璧にする必要なんてなくって、何かひとつでも心に決めたものに取り組んでみる、それだけでよい循環が生まれます。
「とりあえずやってみる」ってことも才能のひとつ。
そういうふうに自分の世界を広げればいい。
学びってそういう効果があるんですよ。
自分の経験をいかして、生徒を受け止め、元気づけられたら
キズキ共育塾に入ったときは、やっていけるかなぁと、正直とても不安でしたよ。
若くて高学歴で賢い人が講師をしていて、自分みたいなおばさんが講師を務まるのかな、って。
でもおばさんだからこそ、社会人として経験したことや母親として経験したことを伝えることが誰かを元気づけることもあるんじゃないかと思っています。
親から言われると素直に受け入れられないってことが多いじゃない?大事だって思っていてもついつい反発しちゃう。
うちの娘も息子もそうですよ。
かといって、プライベートのことだったり進路のようなデリケートな話は、友だちに自分の気持ちを打ち明けたりするのは怖かったりしますよね。
そんなときに、私のように“社会人で第三者”という人だったら、打ち明けたり話を聞いてみようかなって気持ちになったりするかもしれない。
自分でも絶妙なポジションじゃない!って思っちゃってます。(笑)
だから授業は様々なスタイルを試しています。
生徒さんが興味をもったことにとことん付き合って、対話して…毎回の授業が激動で単調じゃないから大変ですけど。
一人暮らしの女の子だと料理の話で盛り上がっちゃって、私も楽しんでいます。
もちろん勉強ができていないとガンガン引っ張ります。
容赦しませんよ。(笑)
生徒さんが自立できるよう支援したい
キズキ共育塾に来たら元気になれる、キズキ共育塾にきたら勉強ができるようになる、ってもちろん大事ですし、そうであればよいなと支援者としては思います。
でも彼ら、彼女らのゴールってそこじゃない。
彼ら、彼女らはいつかキズキ共育塾から離れて自立していかないといけないですよね。
だから、キズキ共育塾を足場に自信をつけて強く生きていけるような手助けってなんだろうなと悩みます。
他の講師のみなさんもそう思ってるんじゃないかな。
まだまだ発展途上だけど、そういう支援ができていればいいなぁと思っています。
キズキ共育塾はアットホームな雰囲気
個性的で魅力のある講師やスタッフが多いこと。
アットホームな雰囲気。
そしてお互いがお互いを尊敬し合っていること。
一方的な支援ではないこと。
キズキのよさはこれに尽きると思います。
私も働いている身だけど、若い講師のみなさんとおしゃべりすることで刺激をもらっています。
いろいろなことを日々学んでいるし、自分よりずっと年齢が低い講師の方でもみんな尊敬できる方ばかりで、すごいなぁと思っています。
支援といってもこういった素敵な方々が携わっているから、雰囲気もあたたかくて、個を認め、お互い高め合える空間です。
もしかしたら自分が今、教えていることって将来全然使わなくなるかもしれない。
でもそんなことは半分、どうでもいいことなんです。
人生、一期一会なんだから「キズキ共育塾にきてよかった。誰かと話せてよかった。あのときこんな人がいた。こんなことを言っていた。」と思ってもらえればそれでいいと思って、普段の授業ひとつひとつを大切にしています。
でも、いくら言っても来てみないとわからないわよね。
だから今迷っている子でも、とにかく試しにキズキ共育塾に来てみて!と思いますね。