自分も不登校と高校留年の経験者。様々な生徒さんにとって「よい教師」になりたい
岩井はるか(仮名)。高校時代に不登校から留年を経験し、周りのサポートで復学。現代文の授業に感銘を受け、国語教師を目指す。現在は大学生。様々な生徒さんにとって「よい教師」になるため、勉強とメンタルの支援ができるキズキ共育塾へ。趣味は読書、美術館・博物館めぐり。
高校で不登校から留年、復学。国語の教師を目指すように
私は高校で留年を経験しています。
精神的な要因によって学校になかなか通えなくなり、出席日数が足りなくなってしまったからです。
このまま退学しようか、留年したとしてうまくいくだろうかと思い悩むこともありましたが、友人や家族の支えもあり、留年して高校に復学することができました。
そんな中、高校で「主人公の葛藤や思いを読解し、教員も生徒も自らの言葉で表現していく」現代文の授業に感銘を受け、国語科の教員を目指そうと考えました。
大学に進学し、教職課程の授業で不登校や発達障害についての話を聞く中で、さらに見識を深め、様々な生徒さんにとってよい通過点となる教員になりたいと強く感じました。
そこで、学習だけでなく、精神面での支援も行うことのできるキズキ共育塾に応募しました。
キズキは疑問や不安をひとりで抱えない職場
応募時には、様々な悩みや課題を持っている生徒さんとどのように授業を行っていけばよいか、不安に思っていました。
しかし、多くのロールプレイングを含む研修があったので、取るべき姿勢が少しずつ見えてきました。
また、実際に授業を行うに当たっては、
「この生徒さんとはどのように接していけばいいだろうか」、
「この生徒さんにこうした方針で進めていっていいだろうか」など、
不安に思ったことは周りの講師やスタッフに気軽に尋ねられる、非常にアットホームな環境が整っていました。
疑問や不安をひとりで抱え込むことなく働ける職場です。
一人ひとりと信頼関係を築く大切さを学べた
古文の授業を初めて担当したある生徒さんは、すでに高校を卒業されていたのですが、中学校で習った内容から覚えていないという学習状況でした。
そこで、古文嫌いにならないよう、中学校の範囲をともに確認し、文法の基礎からお伝えしました。
最初は硬い表情だったものの、覚えていた部分や、できるようになった部分、素朴な疑問などについて私から反応すると、授業終盤には朗らかな表情へと変わっていました。
後日、その生徒さんの他の科目を担当している講師から、「岩井先生の古文の授業がとてもわかりやすかったって言ってましたよ」と聞き、大変嬉しく感じました。
大学の授業では「今の子どもたち」はどうであるか、どのように対応していくか、ということを学ぶことが多く、子ども(生徒)を「集団」として見ているように感じていました。
キズキの授業では、一人ひとりと信頼関係を築く大切さを学ぶことができました。
これからも、生徒さんの状況に合わせた一対一の授業を通じて、生徒さんの成長、そして自分自身の成長へとつなげていけるよう、研鑽していきたいと考えています。
生徒さんの「わかった!」という反応が嬉しい
キズキで働く前にも、大手学習塾でのアルバイトを行い、小学校1年生から高校3年生まで担当していたことがあります。
その経験を活かし、キズキでも生徒さんの習熟度に合わせた授業ができた場面はありました。
一方で、新たな発見や課題に巡り会う場面も多くあります。
評論文の解説の際、言葉だけでの説明は内容を理解できない生徒さんがいました。
そこでホワイトボードで図解しながら説明したところ、すぐに理解へとつながりました。
どのような声掛けをしたらよいか、どのような説明がよいか、生徒さんによってそれぞれ異なるため、悩むこともあります。
しかしその分、生徒さんの「わかった!」という反応を見るととてもうれしく、達成感があります。
キズキ共育塾は、塾講師経験者の方も、未経験者の方も、周りの講師やスタッフのあたたかいサポートのもと、自分なりのやり方で生徒さんと向き合い、自分自身も成長することができる環境です。
ご応募、ぜひお待ちしています。