キズキ社内の業務改善をご担当いただけるデジタル戦略部 コーポレートIT(正社員)を募集します

■キズキグループとは
キズキは、「事業を通じた社会的包摂」をミッションに掲げ、「何度でもやり直せる社会をつくる」ことを目指している企業です。
現在の日本社会は、一度レールを外れると、やり直すことが困難です。
挫折経験のある方が人生をあきらめざるを得ない状況に立たされることは、その方にとってだけではなく、社会全体にとっても大きな損失を生んでいると考えています。
私たちキズキは、様々な理由で挫折を経験した人たちがもう一度やり直すことができるための事業をつくり続けることがミッションの達成につながると信じて、日々挑戦をし続けています。
現在運営中の事業には、次のようなものがあります。
・不登校や引きこもり、中退を経験した人の学びなおしや受験をサポートする個別指導塾「キズキ共育塾」と家庭教師を派遣をする「キズキ家学」の運営(学習支援事業)
・うつや発達障害で離職した方に向けた就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」の運営(就労支援事業)
・地方自治体と連携して生活困窮家庭の若者の就労・就学などを支援する公民連携事業
また、「何度でもやり直せる社会をつくる」という理念を実現し、社会課題を解決するためには、「利用者が最もよいサービスを選択できること」「持続可能な組織であること」「質の向上に向けた切磋琢磨を行うこと」が重要と考えています。
そのためキズキでは、「ビジネス」と「社会貢献」の両立を追求しています。
■キズキのデジタル戦略部
キズキのデジタル戦略部は、社内の各事業部のパフォーマンスを向上させることを目的に、DX化や既存プロセスの再構築を担う部署として、2021年6月に発足しました。
発足当初のメンバーは、各事業部に所属するメンバー数人で構成されており、メンバーそれぞれがメイン業務を担当しながら、並行して業務改善の推進してまいりました。
しかし、各事業部や本部機能の拡大に伴い、本格的にデジタル戦略部として始動することとなり、この度、新たに業務改革推進者をお迎えすることになりました。
現在のメンバー構成は役員1名、正社員2名、パート社員1名、業務委託2名です。
■仕事内容
<ただの"業務効率化"にとどまらない、社会を変えるためのデジタル戦略>
私たちのビジョンである「何度でもやり直せる」社会を創るには、「社会の価値観を変える」ことが必要だと考えています。社会の価値観を変えるほどのインパクトを出すためには、事業を拡大し、より多くの方を支援することが必要です。
事業を拡大するにあたり、デジタル戦略はキズキの最重要テーマの1つです。
キズキは徹底したデジタル化とタイムリーなKPIモニタリングを行うことで、限られたリソースの中で「効率よく」「良い支援」を行い、「より良い支援」を「より多くの人へ」提供していきたいと考えています。
<IT環境の構築で、全社の意思決定を加速させる>
-業界の前提を覆す、デジタルだからこそ可能な支援を実現する面白さ
「福祉」と聞くと、アナログな印象がある方も多いと思いますが、私たちは、人が担うべき領域とデジタルが担うべき領域を正しく見極めることで、付加価値を最大化したいと考えています。
例えばこれまでも、社員の経験値だけに頼っていた支援業務も、徹底的に顧客データを分析し最適な対応を追求、「仕組み」」に落とし込んだことで顧客の満足度は大きく改善しました。
また、重要なKPIを誰でもタイムリーに見れる状態を作ったことで、課題の認識共有がしやすくなり、課題に向けた施策の検討・実施にリソースを割くことが可能になっています。
比較的アナログな手段が多い福祉の業界だからこそ、これからデジタル化を進められる領域はたくさんあります。
私たちと一緒に業界の最先端を行く組織を目指しましょう。
-あなたの専門性を活かし、組織や事業を創り上げていく経験
キズキで得られる経験は、単なる技術的な経験値に留まりません。
キズキでは各事業上の課題に対して客観的なデータに基づく原因分析がなされます。
また何か業務上のミスが起こった際には、「仕組み」で再発防止する方法を徹底的に議論します。
キズキはそのようなカルチャーが全社的に根付いた会社です。
・データの収集、可視化のプロセスの構築を通じて、確度の高い施策をスピーディに行える体制を築く
・徹底した仕組化、自動化によって、付加価値の高い業務に人のリソースを当てられる支援体制を築く
上記のような施策を経営陣や各事業部と連携しながら、システム面で推進していくのが本部署の役割であり、
その過程から得られる経験は、単なる業務改善の経験ではなく、組織や事業を作り上げていく経験です。
<具体的な業務内容>
キズキのDX化を推進するための戦略立案及び施策推進を行います。部門最適化ではなく、社内全体の業務最適化を考える思考力及び、他事業部・外部ベンダー・業務委託先とのコミュニケーション能力が求められます。
①社内で利用する業務システムの新規導入・移行の推進
-ツールや外部ベンダー等の選定を含みます
②業務システムの運用改善
-社内FAQへの対応、業務システムの仕組みや機能の改善など
③社内の様々な業務課題に対する、システム面からの改善提案
④ツール、アプリケーション、その他情報システム関連の外部サービスの利用料等の予実管理
⑤デバイスやアカウント等の管理(パート社員への指示出しを含む)
<業務の具体例>
以下におけるプロジェクトマネジメント、外部ベンダー交渉、ノーコード/ローコードツールによる実装、等
・学習教室事業における生徒情報、講師情報、授業情報管理における業務アプリケーション入れ替え
・就労支援事業における請求事務業務のRPA導入
・各事業部顧客対応における外部SaaSツール導入
・管理部門のワークフロー構築のための外部SaaSツール導入
<現在の社内利用ツール例>
・グループウェア: Google Workspace
・Web会議: Google Meet, Zoom
・コミュニケーション: Slack
・顧客データ管理/分析:kintone, Google Analytics
・データウェアハウス:Google BigQuely
・ワークフロー:バクラク
・バックオフィス:SmartHR、クラウドサイン、MoneyForward
■募集要項
募集者の名称 |
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株式会社キズキ |
雇用形態 |
正社員(期間の定めなし) |
●求める人物像 |
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勤務開始時期 |
2023年9月以降で応相談 |
●応募資格 |
■必須要件 下記業務のうちいずれか経験がある方
■歓迎要件 次のいずれかの経験がある方を歓迎します
■資格 |
■勤務地 |
株式会社キズキ 本社オフィス(東京都渋谷区代々木1-46-1) |
勤務時間 |
月〜金曜日、フレックス制(コアタイムなし、1日平均8時間労働・別途休憩1時間) |
待遇 |
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休日・休暇 |
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選考プロセス |
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■代表からあなたへ

キズキ代表の安田祐輔です。
キズキは、「何度でもやり直せる社会をつくる」ことをミッションに掲げ、次のような事業を、主には関東・関西で展開している会社です。
- 不登校・中退などの方を対象とした塾(キズキ共育塾)
- うつ病・発達障害を経験した方を対象としたビジネススクール(キズキビジネスカレッジ)
- 全国の自治体・大学等との連携事業(公民連携事業)
起業のきっかけは、私自身の経験でした。幼い頃から家庭環境に恵まれず、12歳のときに家を出て、住む場所を転々としながら、鬱屈した日々を送っていました。
しかし、18歳のときに一念発起して大学に行くことに決め、2年間の猛勉強を経て大学に入学したことが、人生の転機となりました。その経験が、不登校・中退の方を対象とした塾(キズキ共育塾)の立ち上げのきっかけとなっています。
20歳のときに大学に合格した後は、バングラデシュやパレスチナに関わりながら充実した日々を送っていました。しかし、新卒で入社した総合商社では、入社後4か月でうつ病となり退職しました。後に、私自身が発達障害の当事者だったこともわかります。
そのときの経験が、うつ病・発達障害を経験した方を対象としたビジネススクール(キズキビジネスカレッジ)の立ち上げに繋がっています。
2011年の創業から、11年が経ちました。2022年現在は、東京・神奈川・大阪・京都・名古屋で、正社員・アルバイト含め約550名の従業員が活躍しています。
私たちは、社会的包摂を真に実現する会社でありたいと思っています。社会の中で困難を抱えた方々が自尊心を持って生きていくために何が必要か、何が社会に足りていないのか、真摯に考え行動し続けたい。「なんとなくよいこと」をやるのではなく、やるべきことをきちんとやる会社でありたいと思っています。
そのためには、まず「経営」が重要です。よりよい支援をすることはもちろんですが、売上を上げ利益を上げ、安定した事業基盤をつくらなければ、事業は継続・拡大しません。
さらに、既存の福祉・教育事業にはない価値を社会に提供することも必要です。「キズキ共育塾」や「キズキビジネスカレッジ」といった事業だけでなく、「スタディクーポン(低所得世帯への塾代クーポン)」や「少年院での学習支援」などの様々な事業を通じて、私たちにしか出せない価値ある事業を創造していきます。
ご関心のある方は、ぜひご応募、または説明会にお越しください。
【安田祐輔経歴】
やすだ・ゆうすけ。1983年横浜生まれ。国際基督教大学卒業後、総合商社へ入社するもうつ病になり退職。その後、ひきこもり生活を経て、2011年にキズキを創業。近著に『暗闇でも走る』(講談社、2018年4月)がある。2019年には明治学院大学社会学部社会福祉学科にて、非常勤講師として社会福祉士の育成にも携わる。2020年4月から国際基督教大学(ICU)評議員就任。