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【開催レポート】キズキゼミVol.1「不登校・引きこもり支援」を考える@渋谷

不登校・引きこもり支援」を考える

2018年8月5日(日)、記念すべきキズキゼミ第一弾、「不登校・引きこもり支援」を考える~当事者の可能性を“築く”学習支援の現場から~を、渋谷にあるセミナースペース「SLACK BOX SHIBUYA Meetingroom-1」にて開催いたしました。

キズキゼミとは、不登校、引きこもり、中退、うつなどの「困難な状況に陥った方々」を1,000人以上サポートしてきたキズキグループが主催する、「困難な状況に陥った方々」に関し社会的な課題意識を持つ方、「困難な状況に陥った方々」の支援者(志望者)の皆さま向けのセミナーとなります。

毎回1つのテーマを設定し、キズキグループのメンバーがテーマに基づいたトークを展開した上で、ご参加者の皆さまとも意見交換を行います。

第1回キズキゼミのご参加対象の方としては、主に以下のような方々を設定させていただいておりました。

  • 「不登校・引きこもり」という社会課題に関心のある学生・社会人の方
  • 不登校・引きこもりを経験する方々の支援に将来的に携わりたい、または直近で携わりたいとお考えの方
  • キズキグループの活動に関心をお持ちの方、またはキズキグループにて、講師等で実際に学習支援の現場に関わることを検討中の方

このようなゼミを行うようになった背景には、「不登校や中退の方の伴走者となるような支援者が不足している」という問題意識があります。

キズキでは毎日たくさんの相談をいただいていますが、一方ですべてのニーズに応えられていないことにもどかしさを感じ続けています。

キズキゼミを通じて、不登校や中退などの困難な状況にある方々を支援したいと思う方が一人でも多く生まれることを願っています。

さて、今回の第1回は、キズキの創設者であり代表でもある安田祐輔が登壇し、まずは「キズキの考える支援とは何か」という観点で、下記のようなお話を1時間ほどさせていただきました。

  • 若者支援においては、実際の「支援」に多くの人が注目しがちである。一方、引きこもっている若者をどのように支援の現場に来てもらうかという「誘導」の視点が重要
  • キズキが考える講師の基準は、「指導力」「支援力「科目指導力」。この3つの力を伸ばすことが支援者になる上で重要

その後、1時間ほど積極的な質疑応答を行い、閉会となりました。

事後アンケートでは、下記のような声をいただいております。

  • 今まで「人の力になれることがしたい」とアバウトに考えていたのですが、自分がしたいこと、できそうなことが少し具体的に見えたので、とても有意義な時間になりました。(20代・学生の方)
    • 普段の仕事や生活ではふれない世界の考え方でした。自分が忘れていたり、気づいていない視点に出会えてよかったです。(30代・会社員の方)

    まだキズキゼミは始まったばかりで、我々も模索中です。ですが、「支援者を増やす」というコンセプトの下、しっかりと発展させてまいります。