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過去の私と同じように不登校に悩む生徒を学習支援でサポートしたい


石橋真美
立正大学大学院文学研究科在籍
日本史, 国語

「自分と同じように不登校になっている人への学習支援をしたい」という思いからキズキ共育塾の講師に応募する。不登校だった生徒が卒業後に充実した大学生活を送っていることを知ると、学習支援に携われることにやりがいを感じる。

「不登校支援」「学習支援」をしたいという思いがキズキ共育塾と重なる


私自身、中高一貫校の中学時代に不登校になった経験があり、それ以来「どうやったら不登校の人を助けられるのだろう」「自分と同じように不登校になっている人の支援をしたい」と常々考えていました。

また、大学生時代に、大手個別指導塾での講師アルバイトや、公立中学校での発達障害のある生徒への学習支援ボランティアをやっていた経験を通して、私は「人に教えること」が好きなのだなと実感するようになりました。

そんなことを考えていたある日、不登校や中退など、様々な困難を抱えている若者に学習支援をしているキズキ共育塾のことを知りました。

「自分と同じように不登校になっている人たちへの支援をしたい」「人に教えることが好き」という私の2つの思いを実現できる場所だと思い、キズキ共育塾の講師として働くことを決めました。

辛かった中高一貫校時代


私自身について言えば、中学受験をして進学した中高一貫校に入学して間もないころ、家庭の問題がきっかけで人間不信に陥り、不登校になりました。

中学受験をしたころの私は「将来はお医者さんになりたい!」と夢に燃えていたのですが、不登校になってからは「夢も希望もない」といったどん底の気持ちになりました。

中高一貫校だったので、中学は不登校でも高校に進学できたのですが、高校は出席日数が一定数ないと卒業できなかったので、辛くても死んだような気持ちで通い続けました。

不登校生徒への学習支援の重要性を実感


やりたいことなど何もわからない状況だったので、大学に行く目的など全くありませんでした。

何となく「とりあえず大学に行ってみよう」と思い、他の生徒と関わらなくていい個別指導塾に通って受験勉強をしました。

結果、大学に進学することができました。

大学入学後、色々なゼミやサークルを見て、何をやるか迷っていたのですが、最終的に中世史を扱っているゼミと、能楽のサークルを選びました。

どちらも自分が心から楽しいと思える興味のあるもので、周りも自分と肌が合う人たちだと思ったからです。

ゼミやサークル、教員免許の取得勉強など、自分の居場所や没頭できることを見つけ、大学生活はとても充実したものになりました。

大学の場合、中高と違い、決められた時間割もクラスもないので、「何をやるか」「誰といるか」を自分で決めることができます。

中高で学校に馴染めず不登校になって、やりたいことも見失ってしまっている人たちにとって、「とりあえず大学進学してみる」ことは一つの有効な選択肢だと思っています。

そんな自分の経験もあり、不登校の方への学習支援の重要性を実感しています。

キズキ共育塾でのやりがい


私が担当する生徒さんの中にも、「やりたいことや大学に進学する目的がわからない」と悶々としている方がよくいます。

そんな生徒さんが、目標が見えないなりに「大学進学を目指してみる」と言って、私の授業に来て、必死に勉強している姿を見ていると、私も全力でサポートしなくてはいけないと身の引き締まる思いがします。

また、卒業した生徒さんが、進学先の大学で信頼できる人ややりたいことを見つけ、いきいきと過ごしていることを知ったときは、学習支援に携われることに大きな喜びを感じます。

キズキ共育塾が講師に大きな裁量を任せてくれることもやりがいに感じています。

私の経験では、一般的な塾では、カリキュラムや生徒への接し方が既に決まっていて、指示どおりにやらなくてはいけないことが多いです。

しかし、キズキ共育塾では、各講師が教務スタッフや他の講師、生徒本人と相談をしながら、担当生徒さんにとって最適なカリキュラムや接し方を決めていきます。

不登校などの生徒さんが内面に抱えている問題は一人一人全く違うものなので、その悩みに合わせた学習支援・メンタル支援をする必要があるからです。

自分の指導次第で生徒さんの将来が左右されるというプレッシャーはありますが、「責任があるからこその大きなやりがい」を感じますね。

キズキ共育塾全体に講師一人一人の意見を尊重してくれる姿勢があるので、意見を言いやすい環境だと思います。

生徒さんの不安を取り除くことを常に意識している


不登校の生徒さんの多くは自分の学力に自信がなく、大学受験日までに勉強が間に合うのか不安に思っています。

そして、不登校になったときと同じように、受験への不安から「もう全て投げ出して、あきらめてしまおう」という考えに陥ってしまう生徒さんもいます。

そんな生徒さんに対しては、「焦らなくていい、少しずつでも一歩一歩進んでいけば必ず大学に進学できる」ということをいつも伝えています。

生徒さんが何を不安に思っていて、どう接すればその不安を取り除けるのかをいつも考えることが、不登校になっている生徒さんに学習支援をする講師として大事だと思っています。

講師応募者へのメッセージ


私は、学習支援の経験はありましたが、キズキ共育塾に来るまで、自分以外の不登校の人とコミュニケーションをとったことはありませんでした。

最初はどう接すればいいのかわからず、生徒さん以上に自分が焦っていました。

しかし、日々生徒さんと向き合い、経験を積むことで、徐々に適切な接し方を掴むことができ、今は生徒さんと冷静に向き合うことができています。

キズキ共育塾には、不登校の経験や学習支援の経験がなくても活躍されている講師の方がたくさんいます。

経験がなくても、生徒の気持ちに寄り添い、よりよい授業を提供したいという向上心さえあれば大丈夫です。

是非、気軽に応募をしてみてください。

キズキ共育塾でお会いできることを楽しみにしています。