ADHDのケアレスミス対策法〜ADHDの概要、診断、治療などもまとめて紹介〜
2021年12月14日

キズキビジネスカレッジ(KBC)には、ADHDで、仕事や私生活でのケアレスミスでお悩みの方が多く相談に来られます。
また、ADHDとの診断をまだ受けていない方や、ADHDでケアレスミスの多い部下や同僚を持つ職場の方からのご相談もお受けします。
この記事では、そうした方に向けて、次のようなことをご紹介します。
この記事を読んでわかること
- ADHDのケアレスミスへの対策
- ADHDの概要
- ADHDの診断と「治療」
- ADHDの相談先
- 自分ではなく、周り(部下、同僚、配偶者など)がADHDではないかと思ったときの対応法
当コラムは、主には発達障害当事者の「大人のご本人」を想定していますが、未成年の方・親御さん・配偶者の方・診断をまだ受けていない方、同じ職場の方などの参考にもなると思います。
また、ケアレスミス対策以外にも、ADHDの方のためのお役立ち情報を下記のコラムにまとめていますので、ご興味がありましたらご覧ください(まとめの章でもう一度掲載します)。
ADHDのお役立ちコラム

監修:キズキ代表 安田祐輔 (やすだ・ゆうすけ)
発達障害(ASD/ADHD)当事者。特性に関連して、大学新卒時の職場環境に馴染めず、うつ病になり退職、引きこもり生活へ。
その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。また、「かつての自分と同じように苦しんでいる人たちの助けになりたい」という思いから、発達障害やうつ病の方々のための「キズキビジネスカレッジ」を開校。一人ひとりの「適職発見」や「ビジネスキャリア構築」のサポートを行う。
【略歴】
2011年 キズキ共育塾開塾(2022年2月現在9校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年2月現在4校)
【著書など】
『暗闇でも走る(講談社)』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(翔泳社)』
執筆:内田青子 (うちだ・あおこ)
ペンネーム。1982年生まれ。上智大学文学部卒。
大学卒業後、百貨店勤務などいくつかの仕事を経た後、2018年から発達障害・不登校・中退経験者などのための個別指導塾・キズキ共育塾で講師として国語(現代文・古文・漢文)と小論文を指導し、主任講師となる。
並行して、聖徳大学通信教育部心理学科を卒業。現在、公認心理師の資格取得を目指して、発達障害や不登校支援についてさらに勉強中。
サイト運営:キズキビジネスカレッジ(KBC)
うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。トップページはこちら→
目次
ADHDのケアレスミス対策法

ADHDの方のケアレスミスについて、これからすぐにできる対策法はたくさんあります。
また、「あなた向きの、より具体的な方法」は、ここでご紹介する対策以外にも、たくさんあるはずです。
ご紹介する対策は、「ADHDのケアレスミス対策はたくさんある」という安心材料にしていただいた上で、参考書籍を探したり、後で紹介するサポート団体と話したりすることで、あなた向きの方法も見つけやすくなります。(※科学的根拠の薄い書籍や団体もあるので、著者や団体の経歴・資格・運営方針などを確認するようにしましょう)
①忘れ物・失くしもの対策
- 日常的に必要とする道具・持ち物(財布・時計・スマホ・メモ帳など)は、小型のカバンやポーチなどに入れて、常に離さず持ち歩くようにする。
道具・持ち物は、使い終わったら必ずその中にしまうことも習慣化する。
家や職場でカバンを体から離す必要がある際は、カバン自体の置く場所を決める(※1) - 家庭や職場で、物を置く位置を決める
特に日常的に必要とする持ち物(財布・時計・スマホ・メモ帳など)は、目につくところにまとめて置いておく(※2) - 翌日に必要な荷物は、前日の夜に玄関にまとめて置いてから就寝する
- カフェなどで席を立つときには、荷物を忘れていないか振り返る習慣をつける
- 家の鍵やスマホは、蛍光色など目立つデザインの物を使用したり、大きなキーホルダーを付けたりする
- 外出する前に、「必要な道具」を声に出しながら(リストを見ながら)指差し確認する
【①忘れ物・失くし物対策の補足】
(※1・2)この2つの方法は、「同じ道具・持ち物」に対しては同時に行えませんので、両方試してみて、どちらが向いているかを検討してみることをオススメします。
②スケジュール管理対策
- スケジュール(行うべきこと)は必ずメモする
頭の中で覚えておこうとしない - スケジュール(行うべきこと)を細分化する
(例:スケジュールを書く際に「○○会議」「○○社訪問」などの大きな予定だけでなく、そこで何を行うかをメモする。「○○をコピー」などの小さなこともすべて手帳や大きな紙に書き、行う順番に番号をふって、終わったら消す) - スケジュール(行うべきこと)を書いた紙や手帳は、何度も見直す
- スマホアプリのカレンダーを活用する
【②スケジュール管理対策の補足】
スケジュールを細分化しすぎたり詰め込みすぎたりすると、今度はそれでイライラしたり衝動的になったりして失敗しやすくなることがあります。そのタイプの方は、「スケジュールを詰め込みすぎないようにする」「自分は余裕がないとミスをするタイプだと自覚・認識する」なども大切です。
③見落とし防止対策
- 何か行動をしたら、その度に見直す習慣をつける
(例:紙をコピーしたら内容を見直す、メールを書いたら送信前に見直す、書類を作成したら間違いがないか見直す、買い忘れがないかメモを見直すなど) - PC上のデータや情報も、声に出して指差し確認しながら読み上げる
(周囲の迷惑にならない範囲の音量で)
④遅刻対策
- 何事も時間に余裕を持たせてスケジュールを立てる
「実際の予定」の前に「準備の時間」も確保する
(例:手帳に「○時から××の準備」「○時から××のために移動開始」など、準備開始時間から手帳に書いておく) - 出発前に必ず10分間(例)のバッファを持たせる
- 段階を踏んだアラームを掛ける
(1時間前・30分前・10分前など)
発達障害・ADHDの概要と、ケアレスミスとの関係
この章では、発達障害とADHDの概要と、それがケアレスミスとどう関係するのかをご紹介します。
すでにご存知の方は、次章「ADHDの診断と『治療』」へお進みください。
①発達障害とは、脳の機能の偏りから生じる生活や仕事上の困難のこと

発達障害とは、生まれつきの脳機能の特性によって、仕事や生活上に困難が現れる症状を指します。
身体の機能と同じように、脳の中(心の中)にもいろいろな機能があります。
脳の機能(心の機能)のバランスが悪い(ばらつきがある)ものが「発達障害」と呼ばれるものです。
もちろん、誰の脳の機能(心の機能)にも多少のばらつきはあります。
その中でも、ばらつきが非常に大きくて、社会生活を送る上で支援が必要になるものを「発達障害」と言うのです。
なお、知的障害を伴う発達障害もありますが、知能が非常に高く、高学歴だったり知的職業に就いていたりする発達障害者も多くいます。
②ADHDとは、発達障害の1グループ
「ADHD(注意欠如・多動症)」は、発達障害の中の1グループです。
発達障害は、その特徴によって、いくつかのグループに分けられています。
ADHDの他には、ASD(自閉スペクトラム症)、SLD(限局性学習症)などがあります。
③ADHDの特徴

ADHD(注意欠如・多動症)には、次の3つの特徴があります(そして、その特徴がケアレスミスにつながります)。
- (1)不注意
- (2)多動性
- (3)衝動性
上記特徴は、ある程度は誰にでも当てはまるものです。
ですが、ADHDと診断される方は、特徴が「通常」の範囲を超えていて、生活上で支障をきたす状態なのです。
例えば、次のような例があります(一部であり、下記以外にもたくさんあります)。
ADHDの特徴の例
- 間違いやミスが目立って多い
- 気が散りやすく、人の話を聞いていない
- 片付けができず、忘れ物や失くし物が多い
- おしゃべりが止まらず、人が口を挟む隙を与えない
- 我慢ができずにトラブルを起こす(些細なことで口論するなど)
- 順番が待てない
- 衝動買いをして後悔する
④ADHDは、生まれつきのもの
発達障害(ADHD)は、生まれつきのものです。
そのため、ADHDの特徴は、乳幼児期から見られます。
逆に言うと、成長してからADHDになることはありません。
ただし、子どものころはADHDであることに気づかず、大人になってから発覚したケースはたくさんあります。
⑤ケアレスミスの原因は、ADHD以外の可能性もある

先述のとおり、ADHDは、ケアレスミスの多さ(不注意)を特徴とします。
しかし、必ずしも「ケアレスミスが多い人=ADHD」というわけではありません。
繰り返すとおり、ADHDをはじめとする発達障害の特徴は、多かれ少なかれ「誰にでも」当てはまるものです。
そして、「ケアレスミスが過度だ」と思ったとしても、その原因は、性格、社会経験の未熟さ、他の精神的不調など、ADHD以外にも様々に考えられます。
自分が(周りの人が)ADHDかどうかは、次章で述べるように、医師だけが判断できます。
ADHDの診断と「治療」
続いて、ADHDの診断と「治療」についてご紹介します(ただし先にお伝えすると、現在の医学では、「ADHDではなくなる治療」はありません)。
こちらは、「まだ診断を受けていない方」や、「ご自分ではなく、周りの方の発達障害(ADHD)の可能性についてお悩みの方」に向けた内容です。
すでに診断を受けた方は、読み飛ばしても問題ありません。
①ADHDの診断は、医師だけが行える

自分が(ある人が)発達障害(ADHD)かどうかを確定させたい場合は、医師による検査が必要です。
逆に言うと、医師以外は「発達障害かどうか」の判断はできません。
「発達障害の診断」ができるのは、一般的には「精神科(18歳未満の人は「小児精神科」)」などで、発達障害の診断を専門としている医師です。
②その病院で診断が可能かは事前確認がオススメ
全ての精神科で発達障害の診断が可能なわけではありません。
ADHDの検査をしたい場合は、いきなり病院に行くのではなく、事前に、発達障害の診断を行っている病院かどうかを確認しておきましょう。
実は、大人の発達障害は診断できる専門家も少なく、「治療」の方法も模索中というのが現状です。
なので、発達障害の診断ができる精神科には予約も多く何か月も待たされることも珍しくありません。
それでも、職場や家庭で困難を感じているのであれば、受診する価値は十分にあります。
結果によっては、「発達障害(ADHD)ではない(ために、ケアレスミスの対策も別の視点から考えられる)」と気づけることもあります。
③ADHDの診断方法

診断では、次のようなことが行われます(内容の詳細は省略します)。
診断方法の例
- 問診
- 心理検査・知能検査(ウェクスラー成人知能検査など)
- 脳波検査
- 頭部CT
④病院に行く前にも、カウンセラーや支援機関に相談できる
病院に行く前に、カウンセラーや支援機関に相談することもオススメです。
「発達障害(ADHD)である」と診断を受けた方が、「自分の困り事の原因がわかってよかった」と言うことは珍しくありません。
一方で、「自分が発達障害を持っていると診断されるのが怖いから、病院には行きたくない」と思う方もいらっしゃいます。
確定診断が出るのが不安な方は、「病院で検査を受けるべきか」というところから、後述するサポート団体に相談しましょう。
特性の度合いによっては、診断が出なくても仕事や日常生活をうまく送れるようになる工夫もあります。
その上で、行ってみた病院の診断に納得できなかったり、その後の方針が合わなかったりしたときは、別の病院に行く(セカンドオピニオンを求める)こともできます。
⑤ADHDに行う治療

現在の医学では、「発達障害(ADHD)ではなくなるための治療」はありません。
そのため、俗に言われる「ADHDの『治療』」とは、主には「ADHD(発達障害)の特性を理解して、生きづらさやミスなどを減らしていくための心理療法など」を意味します。
以下は、そうした「治療」の例をご紹介します。
このような心理療法などを行うことでADHDに由来するケアレスミスを減らすことができます。
ここでは簡単な紹介にとどめますので、興味がある「治療」法があれば、医師や、後述する支援機関などに相談してみましょう。
(1)認知行動療法
自分の「ものの見方や捉え方の偏り」を修正していく心理療法です。
ADHDを含む発達障害があると、人間関係がうまくいかず、不安やイライラを抱えやすくなります。ものごとの捉え方を修正することで気分を変えて行きます。
(2)モデリング
「対象とする人を見本として、言動を真似していくこと」を意味します。
例えば、職場で評判のいい同僚の行動を観察し、真似をすることで自分の行動を修正していけます。
(3)ソーシャルスキルトレーニング(SST)
社会生活において、人と上手に関わり、場面にふさわしい言動(スキル)を身につけるためのトレーニングです。
(4)シェーピング法
目標に至るまでの行動を、スモールステップに設定する方法です。
(5)アサーショントレーニング
自分の意見をはっきりと伝え、同時に相手の意見もしっかりと聞く訓練です。上手に自己主張する方法を身につけます。
(6)薬物療法
一部、衝動性が強いADHDの場合、薬物療法によって衝動性を緩和させることもあります。
薬に抵抗がある人も多いのですが、薬物療法で衝動性をコントロールできれば、他の心理療法や周囲からの関わりが入って行きやすくなります。
職場の人や家族がADHDではないかと思ったら、専門家に相談しましょう

この章は、ご本人以外のケアレスミスにお困りの方に向けた内容です。
部下、同僚、家族のケアレスミスが多く、ADHDを疑っている人も少なくありません。
そのような場合でも、他人が安易に「君はADHDじゃないか」と指摘することはできません。
言い方によっては、何らかのハラスメントに該当することもあります。
「ある知人(部下や配偶者など)」にケアレスミスが多く、発達障害かもしれないとお思いでしたら、専門家に相談することをオススメします。
ネットや書籍の情報から「ADHDではないか」と疑っていても、実はうつ病やパーソナリティ障害といった別の疾患である場合もあります(発達障害かどうかの判断は医師以外にはできません)。
専門家に、適切な対応の方法や、医療機関や支援機関へのつなげ方を相談しましょう。
職場に産業医や産業カウンセラーがいる場合は、まずはそちらに相談してみましょう。
市区町村の相談窓口や地域や精神科クリニックでも、職場の方やご家族の相談を受け付けています。
ADHD(発達障害)については、ご本人だけではなく、周りの方が疲弊することも少なくありません。
職場の方やご家族が相談できるところはたくさんありますので、一人だけで対応せずに、必ず専門家に足を運んでください。
ADHDの相談先
「発達障害」には、たくさんの相談先があります。
診断を持っていない人や、当事者ではない職場の方やご家族が相談できる機関もたくさんあります。
専門家に相談することで、あなた一人で悩みを抱えるよりも「よりよい方法」が見つかります。
相談先の候補と概要を紹介します。
お近くの相談機関に、ぜひ足を運んでください。
①医学的な相談先

- 職場の産業医・産業カウンセラー
- 病院(精神科、心療内科、メンタルクリニックなど)
- 民間のカウンセリングルームなど(※)
(※)民間のカウンセリングルームの補足
- カウンセリングは、様々な人や団体が行っていますが、臨床心理士・公認心理師が行うカウンセリングであれば、一般的には信頼できます。科学的根拠の薄いカウンセラーは、一般的にあまりオススメできません。
②生活なども含む全体的な相談先
- 市区町村の生活相談窓口
- 発達障害者情報・支援センター(※)
- 発達障害の当事者会・互助会・家族会
(※)発達障害者情報・支援センターとは
- 厚生労働省管轄の機関で、公的な支援について情報を得られます。全国の都道府県に設置。利用無料。大人から子どもまで対応。電話相談可能。家族や上司など周囲の人からの相談にも対応。
全国の一覧は、国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害者支援センター・一覧」をご覧ください。
③就職・転職・仕事についての相談先

- 地域障害者職業センター(※1)
- ハローワーク(※2)
- 地域若者サポートステーション(※3)
- 就労移行支援事業所(※次項で紹介)
上記は、主には職業や仕事についての相談先ではありますが、SST(ソーシャルスキルトレーニング)などの心理療法を行っているところもあります。
(※1)地域障害者職業センターとは
- 障害者に対する専門的な職業リハビリテーションサービス、事業主に対する障害者の雇用管理に関する相談・援助、地域の関係機関に対する助言・援助を実施しています。
全国の一覧は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構「地域障害者職業センター」をご覧ください。
(※2)ハローワークの補足
- ハローワークでは、障害のある方の就職活動を支援するため、障害について専門的な知識をもつ職員・相談員を配置し、仕事に関する情報を提供したり、就職に関する相談に応じたりするなど、きめ細かい支援体制を整えています。
詳細は、ハローワーク「ハローワークのサービスについて(障害のある方向け)」をご覧ください。
(※3)地域若者サポートステーションとは
- 働くことに踏み出したい15歳~49歳までの現在、お仕事をされていない方や就学中でない方たちとじっくりと向き合い、本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。
全国の一覧は、地域若者サポートステーション「日本全国のサポステ一覧」をご覧ください。
就労移行支援事業所とは?

就労移行支援事業所について、詳しくご紹介します。
就労移行支援事業所では、病気や障害と向き合いながら一般企業への就職を目指す方向けに、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスを提供しています。(参考:厚生労働省※PDF「就労移行支援事業」)
就労移行支援事業の対象となるのは、以下の条件を満たす方です。
- 原則18歳から65歳未満であること
- 一般企業への就職または仕事での独立を希望していること
- 精神障害、発達障害、身体障害、知的障害や難病を抱えていること
上記を満たすなら、障害者手帳を所持していなくても利用可能です。
具体的な支援内容は事業所によって異なりますが、あなたの障害特性に合わせた「個別支援計画」に基づいて、次のような幅広いサポートを行います。
- 職業相談
- メンタル面の相談
- 基本的なタスク処理の訓練
- 専門スキルの習得
- 就職活動(履歴書・エントリーシート作成、面接など)のサポート
- インターン先や就職先の紹介
相談は無料ですので、支援内容に興味を抱いた事業所に一度、詳細をお問い合わせください(私たちキズキビジネスカレッジ(KBC)もその一つです)。
就労移行支援事業所の詳細は、コラム「就労移行支援とは?サービス内容から就労継続支援との違いまで解説」をご覧ください。
話をした相談先が「自分に合わないな」と思ったら、合う相談先が見つかるまでいくつか専門機関を訪ねてみることをオススメします。
まとめ

ADHDは、ケアレスミスなどを特徴とする発達障害の中の1つのグループです。
ケアレスミスの対策はたくさんあります。
当事者のご本人も、上司やご家族など周囲の方も、安心していただいた上で、専門家に相談をすることで「あなたに合ったより具体的な方法」がわかると思います。
ADHDのお役立ちコラム
この記事が、ADHDに関連するケアレスミスでお悩みの方のお役に立ったなら幸いです。
さて、私たちキズキビジネスカレッジ(KBC)は、うつや発達障害の方のための就労移行支援事業所です。
就労移行支援とは、病気や障害を持つ方の就職や職場定着のための支援のことです。
診断書や障害者手帳で発達障害であることが明らかな場合などは、国の補助で最低0円から支援を受けられます。
キズキビジネスカレッジ(KBC)では、メンタルケアとともに会計・プログラミング・ファイナンス・マーケティング・ビジネス英語など高度で専門的な技術を学ぶことができます。
ご相談は無料です。
ケアレスミスだけに限らず、「ADHDと仕事」でお悩みでしたらぜひ一度ご相談ください。
ADHDの自分にできる、ケアレスミス対策法を知りたいです。
「忘れ物・失くしもの」という観点の対策例として、「家庭や職場で、物を置く位置を決める」という方法があります。全4観点・15方法を紹介しますので、詳細はこちらをご覧ください。
ADHDの特性について、相談できるところはありますか?
もちろんあります。切り口として、「医学的な相談先」「生活なども含む全体的な相談先」「就職・転職・仕事についての相談先」を紹介しますので、詳細はこちらをご覧ください。