大人のADHDとは?その特徴・特性/診断/対応法/サポート団体などを紹介
2022年01月05日

こんにちは!就労移行支援事業所・キズキビジネスカレッジ(KBC)の堺です。
あなたは「自分がADHDではないか」と悩む、大人の方ではありませんか。
ADHDや発達障害という言葉を聞くと、「子どものもの」と感じるかもしれません。
しかし、近年、子どものうちは問題なく成長してきても、大人になって生きづらさを感じることで医療機関などを受診し、発達障害と診断されるケースが増えています。
かくいう筆者も、大人になってからADHDと判明した、「大人のADHD」の当事者です。
次のような生きづらさを抱える方は、もしかすると大人のADHDかもしれません(筆者も経験しました)。
- 「がんばっても仕事が上手くいかず、続かない」
- 「自分ではどこが悪いのかわからないけど、人間関係の悩みが尽きない」
この記事では、発達障害の一種である、ADHD(注意欠陥多動性障害)の特徴や診断方法、対策などをご紹介いたします。
この記事を読むことで、「大人のADHD」への理解が深まり、次の一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

監修:キズキ代表 安田祐輔 (やすだ・ゆうすけ)
発達障害(ASD/ADHD)当事者。特性に関連して、大学新卒時の職場環境に馴染めず、うつ病になり退職、引きこもり生活へ。
その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。また、「かつての自分と同じように苦しんでいる人たちの助けになりたい」という思いから、発達障害やうつ病の方々のための「キズキビジネスカレッジ」を開校。一人ひとりの「適職発見」や「ビジネスキャリア構築」のサポートを行う。
【略歴】
2011年 キズキ共育塾開塾(2022年2月現在9校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年2月現在4校)
【著書など】
『暗闇でも走る(講談社)』『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本(翔泳社)』
サイト運営:キズキビジネスカレッジ(KBC)
うつ・発達障害などの方のための、就労移行支援事業所。就労継続をゴールに、あなたに本当に合っているスキルと仕事を一緒に探し、ビジネスキャリアを築く就労移行支援サービスを提供します。トップページはこちら→
この記事を読んでわかること
- 大人のADHDの特徴
- 大人のADHDかもと思ったときにできること
- ADHDの特性への対応方法
- ADHDの方の仕事術・仕事の探し方
- 大人のADHDの方をサポートする団体
目次
大人のADHDの特徴

そもそもADHDとはどういった「障害」なのか、その特徴や特性、またなぜ大人のADHDが増えているのかを見ていきましょう。(参考:岩波明『大人のADHD もっとも身近な発達障害』、星野仁彦『知って良かった、大人のADHD』)
①そもそもADHDとは
ADHDとは発達障害の1種であり、注意欠如・多動性障害(Attention-Deficit Hyperactivity Disorder)の略称です。
ADHDは病気などではなく、先天的な(=生まれつきの)脳機能の偏りによって起きる障害です。
②ADHDの3特性

ADHDには不注意・多動性・衝動性という3つの特性があり、その特性の持ち方で下記のパターンに分類されます。
(1)不注意優勢型
- 集中力が持続せずに気が散りやすく、ケアレスミスが多い
- 物を失くす、置き忘れる
- 段取りが下手で先延ばしにする(※)
- 約束を守れない
- 興味・関心のあることには集中し過ぎる
(※)段取りの補足
段取りをしていても、他のことを考えて、別の作業を始めたり作業が不必要に枝分かれ・細分化していったりすることがあります。そうすると、上司などから「優先順位が違う」という指摘を受けたりします。
(2)多動性・衝動性優勢型(※)
- じっとしていられず落ち着きがない
- 順番待ちができない
- 思いついたままに発言し、行動する
- 衝動買いをし、金銭管理が苦手
(※)衝動性の補足
仕事の場面で何かミスしてパニックになり、ミスに自分で対処するために、衝動的にいろいろな行動を試したり行ったりすることもあります。そうすると、上司などから「そのような状況で、どうしてそんなことしたの」などの指摘を受けたりします。
(3)混合型
- 上記の不注意優勢型と多動性・衝動性優勢型の特性を同程度に持っている方です。
ADHDの症状のうち、多動性の特性は加齢とともに収まっていく傾向にあります。
そのため、大人のADHDの特徴は、不注意・衝動性の症状を示す方が多いです。
③「大人のADHD」とは「大人になって発覚したADHD」のこと
前述のとおり、ADHDは先天的な(=生まれつきの)脳機能の偏りによるものです。
つまり、「大人になってから、ADHDになった」ということはありません。
それを受けて、「大人のADHD」とは、「生まれたときからADHDだったけれども、大人になってからADHDだと気づいた状態」を意味することが多いようです。
子どもの頃からADHDの特性はあったのですが、それが「困難」ではなかったり、「困難」ではあったけれど診断を受けていなかったり、ということが考えられます。
近年、大人のADHDが話題になるのは、幼少期から学業期には特性が目立たず問題なく成長してきても、大人になり就職を機に仕事上で次のような困りごとが顕在化し、ADHDと判明するケースが増えているからと考えられます。
- スケジュール管理が苦手で時間をうまく使えない
- 物事の優先順位が決められない
- 一度に複数のことを覚えられない
大人になってからADHDと判明する方々の中には、その生きづらさからうつ病などの二次障害を患うケースもあります。
なお、「子どものときからADHDだと診断を受けていた人が、大人になった状態(で、特性に伴う仕事や私生活の困り事がある状態)」を「大人のADHD」と表現することもあるようです。
大人のADHDかもと思ったときにできること

あなたは、自分の特徴や特性が本当にADHDによるものなのか、気になっているのではないでしょうか。
私自身も、自分がADHDではないかと思った際に、どうすればよいのか、本当にADHDなのか、大きく悩んだ時期がありました。
以下に、ADHDの診断基準などを掲載いたしますので、参考としてご覧ください。
ただし、「本当にADHDかどうか」を判断できるのは医師のみですので、あくまで参考です。
医療機関や支援機関などは、後の章でご紹介します。
①自分のADHD傾向などを確認する
下記は、2013年にアメリカ精神医学会がまとめた「DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル」に挙げられているADHDの診断基準です。
診断基準が次のように当てはまれば、ADHDの可能性があります。
- 6つ以上の項目が少なくとも6か月以上続いている
- 症状のいくつかが2つ以上の環境(職場・家庭・学校など)で見られる
- 12歳以前から複数の症状が見られる。
■注意欠陥
- (a)細かな注意ができず、学習や仕事等で不注意なミスをおかす
- (b)注意を持続することが困難である
- (c)注意散漫で、直接話しかけられても話を聞いているように見えない
- (d)指示を最後までやり遂げず、課題や職場での仕事を終えられない
- (e)課題や活動を筋道立てて行うことが困難である
- (f)精神的努力の持続が必要な仕事や課題を避けたり、嫌がる
- (g)課題や活動に必要なものをなくす(ペン、本、書類など)
- (h)外部からの刺激で気が散りやすい
- (i)日常の活動のなかで忘れっぽい
■多動性・衝動性
- (a)手足を動かしてそわそわしたり、椅子のうえでもじもじと動く
- (b)着席が求められる場で離席する
- (c)走ったりよじ登ったりすることが不適切な場でそうした振る舞いをする
- (d)落ちついて静かに過ごしたり、余暇活動をすることが困難である
- (e)じっとしていられない、あるいは急かされているように動き回る
- (f)しゃべりすぎる
- (g)質問が終わる前にだしぬけに答えてしまう
- (h)順番を待つのが苦手である
- (i)他人をさえぎったり、割り込んだりする(例:会話や議論の場)
②ADHDだと診断できるのは医師のみ

前項の基準について、「どの程度なら当てはまるのか」などは、医師のみが判断できます。
繰り返しますが、「自分がADHDかどうか」を確定させたい場合は、次項のように、医療機関を受診し相談することをオススメします。
とはいえ、医療機関で「ADHDである」と診断された場合、それを変更することはできません。
そのため、医療機関を受診することにためらいがある方もいるでしょう。
後述する発達障害者支援センターなどの専門機関は、診断の前に相談が可能です。
診断を受けるべきかについても、一人で悩まずに相談するようにしましょう。
③ADHDの検査・診断を受ける
①のチェック項目に当てはまる項目が多い(とあなたが思う)からといって、必ずしもADHDと診断されるわけではありません。
ADHDの検査は発達障害専門医のいる心療内科・精神科・神経科などを受診し、受けることができます。
診断は生育歴の確認、知能検査(ウェクスラー式知能検査など)を経て、医師が総合的に判断し、発達障害の診断がなされます。
私も実際に上記の検査を受け、ADHDと診断されました。
私自身の心境としては、ADHDかもしれないと悩んでいたときに比べると、診断を受けることで、これまでの苦労の原因がわかり、心のどこかがほっとして落ち着いた気分になったことを覚えています。
ADHDの特性への対応方法

ADHDの特性に働きかける治療や対応は、確立されてきています(ただし、根本的に「ADHDではなくなるための治療や対応」は、現在のところありません)。
この章では、特性への対応例を紹介します。
ご紹介するもの以外にも対応はありますので、「あなた自身のADHDの特性」への対応は、医師やサポート団体に相談しながら探すことをオススメします。
なお、ご紹介する例は、人(特性・性格)によって向き不向きがあります。よって、紹介する順番にオススメというものではありません。
①認知行動療法
対応の一つは、認知行動療法です。(参考:国立研究開発法人国立精神・神経医療センター認知行動療法センター「認知行動療法とは」)
認知行動療法は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。ストレスを感じた人は悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込んでいきます。認知行動療法では、そうした考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。
認知行動療法は、「自分の思考の癖を知って、多角的な視点で物事を見ること」を目的としています。
不安やストレスを感じた場面で認知行動療法の手法を使用することで、思考の整理ができ、不安やストレスを軽減することができます。
結果、発達障害の二次障害と言われる、不安やうつの症状の緩和ができます。
②ソーシャルスキルトレーニング

ソーシャルスキルトレーニング(SST)という方法もあります。(参考:医療社団欣助会吉祥寺病院「SST(ソーシャルスキルトレーニング)について」、一般社団法人日本ソーシャルスキル協会「はじめての方へ」)
ソーシャルスキルトレーニング(SST)は、「生活技能訓練」または「社会生活技能訓練」と訳され、認知行動療法に基づいたリハビリテーション技法です。相手の気持ちや状況を尊重しながら、自分の気持ちや状況を上手に伝えられるスキルを学び、ストレス対処や問題解決ができるようトレーニングすることで、発達障害者が抱える生きづらさを軽減していきます。
ソーシャルスキルトレーニング(SST)では、具体的な「困る場面」での対応方法を学び、学んだ対応方法を実践することで失敗を減らしていけます。
結果、自尊心を保ち、パニックになることを防げます。
③投薬治療
ADHDは病気ではありませんが、近年の研究によって、脳の神経伝達物質に作用し、特性を緩和する薬が開発されています。以下、代表的なものを紹介します。
脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質(ドパミン、ノルアドレナリン)を増加させ、神経機能を活性化し、注意力を高めたり、衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善します。(引用元:一般社団法人くすりの適性使用協議会「コンサータ錠18mg」)
コンサータは、不適正な使用による依存や乱用のリスクを避けるために、処方できる病院・薬局が限られています。また、患者情報も「ADHD適正流通管理システム」というものに登録されます。
脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質を調節し、不注意や多動・衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善します。(引用元:一般社団法人くすりの適性使用協議会「ストラテラカプセル25mg」)
アドレナリン受容体に作用して、脳内の神経伝達物質の働きを調節することにより、注意欠陥/多動性障害の症状を改善します。(引用元:一般社団法人くすりの適性使用協議会「インチュニブ錠3mg」)
④ケアレスミス・マルチタスク対策の参考コラム
その他にも、ADHDの特性に由来するケアレスミスの発生やマルチタスクの不得意さへの対策はたくさんあります。
それぞれ、下記のコラムに詳細を書いていますので、ご興味がありましたらご覧ください。
大人のADHDでも、仕事を上手に進める方法はある

ADHDの特徴は、大人になって仕事をする上で大きな困難となることもあります。
しかし、大人のADHDの特徴とうまく付き合いながら、仕事で活躍する方もいます。
中にはその特性を活かし、仕事で大きな成果を上げる人もいるようです。
以下では、ADHDの方に有効な仕事術や強み、向いている仕事などを紹介いたします。
①ADHDに有効な仕事術
大人のADHDの方は、仕事の優先順位がつけられない、忘れ物が多い、片づけられないなど、多くの困りごとが発生します。
しかし、これらは対策を習慣づけることで、乗り越えられることもあります。
下記は大人のADHDに有効な仕事術と言えるので、参考にしてみてください。
- 整理整頓だけする時間を設定する
- 徹底的にリスト化する
- 持ち物などは前日に準備する
- ゲーム要素を取り入れる
- アプリやツールを利用する
上記を実践することで、困りごとを減らすことができるかもしれません。
実際に筆者は、仕事をする際、ふせん(ポストイット)に「やることリスト」を書き込み、常にPCに張り付けるという対策をすることで、業務の抜けをなくすようにしています。
ADHDの仕事術をさらに詳しく知りたい方は、コラム「ADHDの方が抱えやすい仕事の悩みと対策8選|適職と働き方も紹介」をご覧ください。
②特性を活かした仕事をする
大人のADHDの特性は、大きな困難を伴うこともありますが、逆にとらえれば強みとなる部分も多くあります。
強みになる特性の例
- 発想力に富んでいてアイディアが豊富
- 好奇心旺盛で新しいことにチャレンジできる
- 興味のある分野には没頭することができる
- 決断力があるのでスピーディーに物事を判断できる
- 感覚に優れていて周囲の環境に敏感
上記の特性をうまく活かすことができれば、仕事上で大きく活躍することができるでしょう。(参考:榊原洋一『図解 よくわかる大人のADHD』)
③ADHDの人が活躍できる職業

前述のように強みを活かすことで、大人のADHDでも大きく活躍することが可能です。
特性を活かす仕事の例として、以下の職業が例として挙げられます。
発想力を活かす仕事
- デザイナー
- アニメーター
- イラストレーター
行動力・決断力を活かす仕事
- 営業職
- ジャーナリスト
- カメラマン
- 起業家
興味のある分野への集中力を活かす仕事
- プログラマー
- エンジニア
- 研究者
それぞれの職業がなぜオススメなのかなど、詳しくは、コラム「ADHDの人が活躍できる職業10選!仕事探しや仕事術のポイントまで徹底解説!」をご覧ください。
なお、ADHDの特性は人それぞれで異なるため、紹介した職業はあくまで例です。
「大人のADHDでも、社会人生活を送れる」という安心材料にしていただいた上で、「実際のあなた」に向いた職業や働き方は、次章のサポート団体などを話をすることで、具体的にわかっていくと思います。
大人のADHDの相談先・受けられる支援

自分が大人のADHDと判明したときや、大人のADHDかもしれないと思ったときには、相談できる相手はたくさんいます。
適切に相談相手と話すことで、あなた一人で考えるよりもよい方法が浮かぶはずです。
具体的な相談先の例を紹介します。
先にお伝えしますと、相談内容によって、下記のようなざっくりとした区分が可能です。
生活や精神面での相談
- ①発達障害支援センター(無料)
- ②精神保健福祉センター(無料)
- ③基幹相談支援センター(無料)
- ④自助会・互助会(料金は団体による)
就職や仕事に関する相談
- ⑤地域障害者職業センター(無料)
- ⑥障害者就業・生活支援センター(無料)
- ⑦就労移行支援事業所(障害の度合いや経済状況によって、0円から利用可能)
以下、概要を解説します。
気になるところがあれば、お近くの事業所に問い合わせてみることをオススメします。
①発達障害者支援センター
発達障害のある方やその家族を対象に発達障害者の療育や就労等の各種相談に対応する機関です。
日常生活から仕事に関することなど、様々な相談が可能です。発達障害と診断されていなくても相談可能です。
全国の一覧は、国立障害者リハビリテーションセンターの「発達障害者支援センター・一覧」をご覧ください。
②精神保健福祉センター
各都道府県・政令指定都市ごとに1か所ずつあり、「こころの健康センター」などと呼ばれている場合もあります。
こころの健康についての相談、精神科医療についての相談、社会復帰についての相談など精神保健福祉全般にわたる相談を行っています。
全国の一覧は、全国精神保健福祉センター長会の「全国精神保健福祉センター一覧」をご覧ください。
③基幹相談支援センター
「地域の相談支援の拠点」として、障害をお持ちの方のための総合的な相談を行ったり、より適切なサポート団体との連携を行ったりします。
お近くのセンターは、「お住まいの市区町村名または都道府県名+基幹相談支援センター」などのインターネット検索で見つかると思います。
④自助会・互助会・ピアサポート
「同じ悩みを抱えている人たち」が互いに支え合い、情報交換などを行う団体の総称です。お悩みを打ち明けたり、対処方法などを共有できたりします。
具体的な実施内容や目的は、会によって様々です。
インターネット検索などで気になるところが見つかったら、問い合わせたり話を聞いてみたりできると思います。
⑤地域障害者職業センター
公共職業安定所(ハローワーク)が行う職業紹介等の業務と連携して障害者の職業に関する能力の判定、職業相談、職業指導および就職後のアフターケアなどを行っています。
全国の一覧は、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の「地域障害者職業センター」をご覧ください。
⑥障害者就業・生活支援センター
障害者就業・生活支援センターは、障害者の職業生活における自立を図るため、就業面及び生活面における一体的な支援を行っています。
全国の一覧は、厚生労働省の「障害者就業・生活支援センターについて」をご覧ください。
⑦就労移行支援事業所
「就労移行支援事業所」は、発達障害や病気をお持ちの方のために、就職に向けたサポートを行います。
サポートの例
- 職業相談
- メンタル面のケア
- 職業で必要となる専門的なスキルの講習
- 実際の就職活動の支援(履歴書添削・面接練習など)
- インターン先の紹介
- 就職後の定着支援
就労移行支援事業所の詳細は、コラム「就労移行支援とは?サービス内容から就労継続支援との違いまで解説」をご覧ください。
私たちキズキビジネスカレッジ(KBC)もその就労移行支援事業所の一つです。
あなたが「大人のADHDと仕事・職業」について悩んでいるのであれば、お気軽にお問い合わせください。
まとめ

大人のADHD(かもしれない)方に向けて、ADHDの概要、対応法、サポート団体などをまとめたご紹介しました。
この記事を読まれているあなたは、多くの困りごとを抱えているかもしれません。
大人のADHDの特徴は、仕事や生活をする上では大きな困難となることがあります。
実際、私自身も大人のADHDで悩みを抱えた当事者です。
しかし、この記事で紹介したとおり、特性・特徴を理解したり、治療や対策をすることで大人のADHDの方でも楽しく人生を送ったりすることはもちろん可能です。
お一人で悩まずに、ぜひいろいろな人に相談してみてください。
私も、ADHDと判明した後は、自分の道を模索し、一歩一歩前へと進んでいます。
きっとあなた自身にも、より生きやすくなる答えが見つかっていくはずです。
この記事が、大人のADHDに悩むあなたの役に立ったなら幸いです。
さて、私たちキズキビジネスカレッジ(KBC)は、発達障害(ADHD)やうつ病などに悩む方のための、就労移行支援事業所です。
就労移行支援事業とは、一般企業での就職や、仕事で独立する事を目指す障害者の方の、本人に適した職場への就職・定着を目的として行われる、障害福祉サービスの1つです。
発達障害であることが診断書から明らかな場合などは、国の補償で最低0円から就労支援を受けられることもあります。
キズキビジネスカレッジ(KBC)の特徴は、会計・ファイナンス、マーケティング、ビジネス英語、プログラミングなどの高度で専門的なスキルを学べる講座を用意していることです。
少しでも気になる方は、【キズキビジネスカレッジ(KBC)の概要】をご覧の上、お気軽にお問い合わせください(ご相談は無料です)。
「大人のADHDかも」と思ったときにできることを知りたいです。
一般論として、次の2つが考えられます。(1)自分のADHD傾向などを確認する、(2)ADHDの検査・診断を受ける。詳細はこちらをご覧ください。
大人のADHDの特徴を知りたいです。
一般論として、次のようなものがあります(個人差があります)。(1)集中力が持続せずに気が散りやすくケアレスミスが多い、(2)物を失くす、置き忘れる、(3)段取りが下手で先延ばしにする。他にもありますので、詳細はこちらをご覧ください。