うつ病や発達障害等の方々の就労を支援する「キズキビジネスカレッジの会計講師」(業務委託)を募集します

募集要項
雇用形態 |
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業務委託契約 |
契約期間 |
原則半年以上(応相談) |
活動日時 |
曜日:毎週金曜日(祝日も実施/曜日は応相談) 時間:14:00~16:00 |
委託内容 |
グループディスカッションを中心とした、会計に関する講義(ファシリテーターも担当、詳細次欄) |
講義内容 |
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対価 |
講義の実施:1回2時間あたり6,000円 ※対価は講義前の準備時間分も含む ※別途交通費支給(1往復あたり上限1,000円) |
■勤務地 |
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歓迎条件 |
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選考プロセス |
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面接会場 |
オンラインもしくはキズキビジネスカレッジ大阪校(勤務地と同じ) |
勤務開始時期 |
応相談 |
■「キズキビジネスカレッジ」とは?
キズキビジネスカレッジ(以下、KBC)は、うつ病と発達障害で悩む方々の就労を支援するビジネススクールです。
KBCでは、「就労移行支援」という国の障害福祉サービスの枠組みを利用して、専門性の高いビジネススキルの習得やその方の障害特性に考慮した支援を行い、利用者さまの目標にアプローチしています。
これまでの就労移行支援事業にはなかったスタイルの事業所であり、2019年4月の事業開始直後から多くの利用希望をいただき、2020年6月には2つ目の事業所がオープンしました。
■KBCの講師には、下記のような魅力があります

①会計の知識を活かして、社会貢献度の高い仕事ができます
KBCでは、「自分のスキルや仕事が、確かに誰かの役に立っている」と実感することができます。
KBCの利用者の多くは、自身の次のキャリアを模索していらっしゃいます。
そして、KBCでの会計講座をきっかけに、簿記の資格を取得する方や実際に会計知識を生かした仕事に就く方もいらっしゃいます。
あなたの会計講座が、KBC利用者のキャリアアップのきっかけとなるかもしれません。
また会計という「企業を知る手段」を身につけることは、単に会計の知識を身につけるにとどまらず、彼らが今後の就職先を広く検討する助けとなります。
そのような職場環境で、社会貢献度の高い業務を行うことができます。
②利用者本人のニーズと自尊心に徹底的に寄り添った支援を実践できます
うつ病や発達障害の当事者の中には、例えば「単純労働」など、仕事を選ばなければ比較的容易に就業を再開できる方もいます。
そうした場合、単純労働が好きな方であれば問題ないのですが、現実として、大学でしっかり勉強されていた方や、ある程度キャリアを積んできた方は、「これまで勉強やキャリアを積み重ねてきたのに、自分にはもう単純労働『しか』できなくなったのか」などと思うことで、自尊心が傷つくこともあります。
「障害を持っていたって、キャリアを築いて生きていきたい」と思う人はたくさんいます。
KBCでは、こうした「ビジネスキャリアを積みたい」という当事者のニーズと向き合い、プログラミング、会計、ファイナンス、マーケティングなどのビジネススキルを提供しながら、再就職や起業の準備をサポートします。
そうした環境の中で、利用者の方々が将来に向けて前向きに歩み出し、自分を取り巻く状況を少しずつ変え、「自尊心」を回復できる支援に取り組むことが可能です。
■就労移行支援事業を開始した背景

うつ病や発達障害があると、キャリアを築けない…そんな社会を変えるために2019年4月に立ち上がったのが、就労移行支援施設「キズキビジネスカレッジ(KBC)」です。
KBCでは、うつ病などの症状で働けない状況にある方々、発達障害のためにうまく働けない方々を支援しています。
うつや発達障害によって離職すると、今後のキャリアをあきらめなければいけない。
今の日本はそんな社会になっていると思います。
しかし、うつ病を経験して仕事を休んだことがあっても、発達障害で苦手なことがあっても、それぞれの方に向いた仕事はあるはず。
KBCは、そう強く信じています。
また、離職すると、「自分は他の人から遅れをとってしまった」という思いが生じ、ますます気分を落ち込ませます。
しかし、KBCに通い、簿記、財務、プログラミング、英語などの実践的なスキルを学ぶことで、離職中の時間を「周囲から遅れをとったと落ち込む時間」ではなく、「次のキャリアの準備ができる有意義な時間」に変えていきたい。
KBC設立の背景には、そんな思いがあります。