放課後等デイサービスで発達特性の課題を持つ生徒を支援する正社員を募集します
キズキグループは、2018年6月から横浜市内にて、発達に課題(発達障害・グレーゾーン等)を持つ若者向けの新しい形の教室(放課後等デイサービス)をスタートします。これに伴い、福祉分野の職務経験をもつスタッフを「児童発達支援管理責任者(正社員)」として募集します。
■「キズキグループ」とは?
キズキグループは、「一度つまずいても、繰り返しつまずいてしまっていても、いつからでも、何度でもやり直すことのできる社会をつくる」という理念を掲げ、福祉・教育分野で多角的に事業を展開しています。
私たちは個別指導塾「キズキ共育塾」を中心に、これまで事業を行ってきました。
「キズキ共育塾」では、不登校やひきこもりなど、様々な背景や困難を抱える生徒さんに対して一人ひとりに合わせた学習支援と心のサポートを行っており、2011年の代々木校開校から累計1,000人以上の生徒さんを支援してきました。
また「キズキ共育塾」の他にも、大学や専門学校と連携し中退予防に取り組む研修・コンサルティング事業、困難を抱える若者の就労・学習を支援する行政委託事業などを実施しています。
■放課後等デイサービス事業立上げと「児童発達支援管理責任者」募集の背景
不登校やひきこもりを経験した若者を支える活動をする中で、発達の特性(凸凹)が彼らの困難の背景となっているケースを、私たちは数多く見てきました。
彼らと接する中で、
「心の問題をサポートしたり、勉強を通じて自信をつけてもらうだけでは、私たちのやりたい支援は十分ではないかもしれない。もっと、発達課題に特化した専門的な支援を行うことが必要なのではないか」
という問題意識を持つようになりました。
こうした問題意識が、今回キズキが児童福祉法に基づく支援施設である「放課後等デイサービス」を開設する背景です。
私たちは、発達課題をもつ生徒さんに単なる「居場所」を提供することにとどまらず、しっかりとした学習支援を行う放課後等デイサービスが必要だと考えています。
同時に、発達課題があっても社会で自分らしく生きていけるよう、ソーシャルスキルを身につけるための支援も不可欠です。
学習支援とソーシャルスキルトレーニング(SST)の両面に特化した放課後等デイサービスの開業に向けて、鋭意準備を進めているところです。
発達課題を持つ生徒さんが、学習とソーシャルスキルトレーニングをとおして可能性を開拓し、自己肯定感を高めながら生きづらさや困難を乗り越え、自分らしい人生を築いていく。これを支援するのが、私たちの新しい事業です。
この想いを共有しつつ、放課後等デイサービスの中心的メンバーとして私たちと一緒に働く「児童発達支援管理責任者」を募集します。
■「児童発達支援管理責任者」の業務内容
キズキグループは、発達障害ゆえに一般的な学習スタイルに馴染めない生徒が多いことを、本人の問題ではなく、社会の側が抱える課題だと認識しています。
キズキの放課後等デイサービスは、生徒さんが発達特性に関わらず自分の目標にチャレンジしていけるよう、一人ひとりに合った学習を支援する事業です。この中で、児童発達支援管理責任者は、支援を療育の面からリードします。
具体的な業務内容は次のとおりです。
サービス利用者である子どもと保護者がもつ個別のニーズについて、的確に把握・アセスメントし、個別の支援計画を立案します。これに基づき、日々の支援スケジュールを作成します。
実際の指導を主に担当する「指導員」と協力しつつ、これらの支援計画・支援スケジュールが適切に実施されるよう支援全般を管理します。
支援プログラムの開始後は、少なくとも6か月に1回は支援成果のモニタリング(評価)を行い、課題の達成度や状況の変化を踏まえて支援計画に変更が必要かどうかを判断します。
以上をまとめると、児童発達支援管理責任者の業務内容は以下のようになります。
- ①生徒さんの特性や置かれている環境のアセスメント
- ②生徒さんや保護者の希望や将来展望の把握
- ③生徒さん一人ひとりに合わせた支援計画の作成
- ④活動プログラム・スケジュールの作成
- ⑤指導員の指揮および支援の実施管理
- ⑥支援実施状況のモニタリングと計画の変更
なお、児童発達支援管理責任者に期待するものは、あくまで福祉・医療・就労・教育分野での実務経験とそれに基づく専門性です。
その他の事務業務は事業所の責任者である「管理者」が責任を持ち、またキズキグループの他の事業所の支援も得ながら放課後等デイサービス事業を回していくことで、児童発達支援管理責任者に対して過度の負担を生まない体制を整える予定です。
児童発達支援管理責任者にはぜひ、療育の面からじっくり支援対象者と向き合っていただきたいと考えています。
■こんな方を求めています
キズキでは、次のような方を求めています。どちらか一つでも当てはまる方、ぜひ一緒に働きましょう
①福祉・教育業界で、長く安心して働きたいと考えている方
キズキグループでは、働く人自身が心身共に健康で安心して働くことができてはじめて、生徒さんによい支援ができると考えています。
事業所の中での役割を問わず、一人ひとりが安心して働くことができる職場環境づくりに力を入れています。
例えばキズキ共育塾の場合、正社員の1日当たり残業時間は平均40分程度です。
有給日数は労働基準法上の水準より多く、入社から半年後に17日を付与しています。
また、キズキ共育塾で毎月2〜3日設けられている休塾日には、社員にも積極的な有給取得を奨励しています。多くの社員は1年に1度、1週間に及ぶ休暇を取得しています。
一方で経営の安定性については、キズキグループは2017年で創業7年目となり、毎年、売上・利益面とも前年比1.3〜1.5倍の成長を続けているため、安定した経営基盤を築くことができています。
キズキグループの「何度でもやり直せる社会をつくる」という理念の実現のためには、持続可能な組織であることが重要だと考えており、ビジネスと社会貢献の両立を追求しています。
②社会貢献度の高い仕事がしたい方
キズキの各事業では、支援を求める方と日々直接接し、ときに感謝の言葉をいただくこともあります。
自分が確かに誰かの役に立っていると感じることができる、そんな仕事です。
また私たちは、目の前の方々に向き合うことをとおして、やがては社会を変えていくことができると信じています。
一人ひとりの生徒さんにとって何がベストなのかを常に考える仕事はチャレンジングであり、悩みが絶えませんが、それと同時に私たちは「社会をよくしていく」という理念をいつも忘れず、視野を広く持って支援に取り組んでいますので、そのような職場環境で業務に当たっていただくことができます。
■募集要項まとめ
雇用形態 | 正社員(株式会社キズキ) |
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業務内容 | 放課後等デイサービスにおける児童発達支援管理責任者としての下記業務
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応募資格 | 児童発達支援管理責任者の資格要件(実務経験)を満たす方。
より詳細な資格要件は、神奈川県が公開している資料『【参考資料②】【H29.4更新】児童発達支援管理責任者の要件(pdf)』にてご確認いただけます。 ご自身が資格要件を満たしているか不明な場合は、ご応募の際に実務経験がわかる詳細な履歴をご記入いただければ、弊社にて判断いたします。 |
勤務開始時期 | 2018年5月から |
勤務地 | 横浜市青葉区を予定(詳細は面接時にお伝えします) ただし研修は株式会社キズキ本部を予定(JR代々木駅から徒歩3分) |
待遇 |
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休日・休暇 |
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選考プロセス |
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■よくある質問
ここからはQ&A形式で、実際によくいただくご質問を紹介します。
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Q
どんな特性を持つ生徒さんを想定しているのですか?
A発達障害やその傾向を持つ生徒さんで、ご本人やご家庭なりの目標を持ってしっかりと学習に取り組んだり、ソーシャルスキルを身に付けたりしたいと考えている方を想定しています。
具体的には、進学や就職といった目標から、学校での苦手分野の克服、部活動でのコミュニケーションの改善などを目指す生徒さんまで、様々なケースが考えられます。
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Q
どのような年齢の生徒さんを想定していますか?
A放課後等デイサービスは学齢期児童を対象とする事業であり、小学生から高校生までの生徒さんを支援します。小学校入学前の子ども、高校などの中等教育課程に就学していない方、高校卒業後の方は対象としません。
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Q
一日の具体的な業務の流れを教えてください。
A毎週、月〜金曜日(平日)のうち3日勤務、土・日曜日(週末)両日勤務の、週5日勤務を想定しており、平日と週末では勤務時間帯が異なります。
平日の勤務時間帯は11時〜20時、週末は10時〜19時です(平日・週末ともに8時間勤務+1時間休憩)。
具体的には、それぞれ以下のようなスケジュールになります。
①月〜金曜日(平日)
11時 出勤 11〜13時 準備、会議、事務
・その日のプログラム実施準備
・支援計画や支援スケジュールの作成
・ケース会議 等13〜19時 支援プログラムの実施(※他の職員と調整し1時間休憩)
・個別指導プログラムの指揮管理
・ソーシャルスキルトレーニング
・来所希望者(生徒・保護者)との面談
・定期的なモニタリング面談 等19〜20時 保護者への報告
・プログラム終了後、実施した支援内容や生徒の様子を保護者へ報告(メール等)20時 退勤 ②土・日曜日(週末)
具体的な業務内容は平日と同じとなる見込みです
10時 出勤 10~11時 準備、会議、事務 11~18時 支援プログラムの実施(※他の職員と調整し1時間休憩)
18~19時 保護者への報告 19時 退勤
■募集要項まとめ
雇用形態 | 正社員(株式会社キズキ) |
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業務内容 | 放課後等デイサービスにおける児童発達支援管理責任者としての下記業務
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応募資格 | 児童発達支援管理責任者の資格要件(実務経験)を満たす方。
より詳細な資格要件は、神奈川県が公開している資料『【参考資料②】【H29.4更新】児童発達支援管理責任者の要件(pdf)』にてご確認いただけます。 ご自身が資格要件を満たしているか不明な場合は、ご応募の際に実務経験がわかる詳細な履歴をご記入いただければ、弊社にて判断いたします。 |
勤務開始時期 | 2018年5月から |
勤務地 | 横浜市青葉区を予定(詳細は面接時にお伝えします) ただし研修は株式会社キズキ本部を予定(JR代々木駅から徒歩3分) |
待遇 |
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休日・休暇 |
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選考プロセス |
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■創業者からあなたへ
キズキグループ創業者の安田祐輔です。キズキは、「何度でもやり直せる社会をつくる」という理念を掲げて活動しています。この想いが、私が事業を運営していく上での原動力となっています。
私は自分自身の経験から、この事業を始めました。
幼い頃から家庭環境に恵まれず、小学校卒業後は住む場所を転々としながら、鬱屈とした日々を送っていました。暴走族の下っ端だった18歳のとき、自分を「変えよう」と思い、2年間の猛勉強を経て20歳で大学に入学しましたが、大学卒業後に就職した会社ではうつ病になりました。
悩んだ後に会社を退職した後、何ができるかを考える中で、かつての自分と同じように苦しむ人に対してそれを乗り越えてきた自分だからこそできることをしたいと思い、2011年夏にキズキを設立したのです。
社会の課題を解決していくため、私がこの組織を経営する上で大切にしていることが3つあります。
1つは、“本当に困難を抱える人達を支援すること”です。
「社会事業」を、既存の仕組みでは支援の手が届かない人々を支援するためにあると私は考えています。
「このサービスは本当に困難を抱える人々に必要とされているのか」を日々問い続けながら事業運営をしています。
2つ目は、“社会の課題を解決すること”です。
弊法人は現在進行形で約300名の若者を直接支援しています(キズキ共育塾の生徒さん以外も含みます)。しかし直接支援だけに満足せず、“社会の課題を解決する”という視点も常に意識しており、教育機関向けの研修・教材の作成など、間接的な支援による社会全体の課題解決も目指しています。
そして3つ目に“安定経営を維持するため十分な収益を確保すること”です。
キズキの経営を守ることは、社員やアルバイトを守ること、そしてキズキで支援している方々を守ることにもつながります。そのための業務の効率化、営業、マーケティング等を怠りません。
一緒に「何度でもやり直せる社会」をつくっていきたいと思っていただける方、ぜひご応募ください!あなたの参加を待っている生徒さん、そして社会があります。