世界史をどう学ぶか(半村講師)

世界史をどう学ぶか(半村講師)

2013年6月14日 金曜日 投稿

キズキ共育塾・講師の半村進です。

世界史はいろいろ覚えることが多い科目です。

特に最近は地図を使った問題なども多く出題されるようになってきました。

「いったい何をどうすりゃいいの!」と思いませんか?

今日は世界史を学ぶあなたに役立つのではないかと願って、「世界史の学び方」を書いてみました。


宗教をどう学ぶか?

日本の周辺地域(中国、台湾、香港、韓国など)では、日常生活で宗教をあまり気にしなくても過ごせますが、世界の多くの地域ではそうではありません。

近年は、センター試験でも宗教的なテーマの出題がよく見られるようになっています。

特に「宗教がバックグラウンドになっている私立大学」ではますます宗教に割かれる比重が大きくなっているように見えます。

例えば青山学院大学、同志社大学、上智大学などです。

以前から各大学で宗教関係の出題はよく見られましたが、2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降はさらに増えたようで、その傾向は衰える兆しを見せていません。

普通に、つまり教科書どおりに学んでいくと、宗教はポツポツとまばらに出てきます。

「オリエントでマニ教が出てきて、かなり後にキリスト教、そのかなり後にイスラム教、南アジアに移ってバラモン教、そのはるか後にシク教」といった具合です。

そのやり方が悪いわけではないのですが、あなたの志望校が上述したような私立大学だと早くからわかっている場合は、宗教をまとめて学ぶ時間を作るとよいと思います。

宗教をまとめたノートを作ってみるのもよいでしょう。

特に
「ユダヤ教とキリスト教とイスラム教」
「バラモン教とヒンドゥー教と仏教」
という組み合わせでいくとよいと思います。

この組み合わせは互いに関連性が強い宗教をまとめているので、実際に出題される可能性は高いと思います。

残りのゾロアスター教、ジャイナ教、マニ教、シク教などは、「南アジア発祥の宗教」「オリエント発祥の宗教」というふうに、その宗教が生まれた地域別にまとめるとよいと思います。

特に南アジアは「宗教の製造工場」と思えるくらい独特な宗教が生まれてきます。

南アジアは21世紀の現在でも、宗教と日常生活が切り離せない場所なんですよ。


世界史で達成感を感じられないときに

世界史は範囲も広く覚えることもいろいろあります。

どうしても疲れてしまうこともあるでしょう。

「やってもやっても終わらない!」という気分になりやすい科目です。

いったんそんな気分になってしまうと、どんどんやる気も失せてくる…これはよくありません。

ではどうやれば世界史で達成感を得られるのでしょうか。

世界史に限らず「ここはわかる!」と思えれば、それが達成感に繋がります。

世界史ではいくつか「わかりやすい地域、覚えることが少ない地域」があります。

どうしても世界史で達成感を得られない場合はそれらの地域「だけ」を完全にして「この地域はもうわかったよ!」と言えるようにするとよいでしょう。

特にアメリカ大陸(16世紀まで)やアフリカ中南部(18世紀まで)や東南アジア(18世紀まで)は、あまり覚えることも多くなく、短時間で力がつきやすい分野なのでおすすめです。


どうやって世界史を自習するか、地図問題は何を覚えればよいのか

他教科でもそうですが、世界史も、どれだけ授業が完璧だったとしても、絶対に自分で勉強することが欠かせません。

「自分で勉強する習慣」というのは受験にも役立ちますが、受験を無事終えてからの人生にも大変役に立つものです。

そうはいってもどう自習すればよいのでしょうか。

教科書を読むのももちろん大切ですが、普通の人は「読むだけ」でスイスイ物事を覚えていったりはできません。

中には物すごく簡単に新しいことを覚えられる人もいるのですが、そういう人は例外です。

凡人がそんな人を真似するとエライことになってしまいます。

地味でつまらないかもしれませんが、コツコツ覚えていったほうがよいと思います。

そうはいっても、その「覚える」というのが、あなたも苦痛に感じていることでしょう。

そもそもあなたは、物事を覚えるときに「書いて」覚えていますか?

これは「一回ノートを作る」という意味ではなく、「綺麗でなくともいいから何回も書いてみる」という意味です。

ノート以外に「綺麗でなくてもよいから何度も手を動かして書いてみる」ことをやってみるといいと思います。面倒くさいですけどね…

では何を覚えればよいのでしょうか?

特に地図を使った問題が最近は増えていますが、地図を使った問題はどこを覚えておけば解けるのでしょうか?

意外かもしれませんが、地図で最も重要なのは「川」です。それも「大河」です。

まずは主な川を覚えましょう。特に中国、東南アジア、南アジアは川がカギになります。

その川に沿って王朝の首都や港町が栄えたからです。

川の次は「町の位置」を覚えましょう。

町で重要なのは「首都」と「港町」です。

具体的な名前を挙げると、北京、南京、長安、洛陽、コルカタ、デリー、ゴア、バンコク、アユタヤ、アレキサンドリア、テーベ、バグダッドなどです。

今あげた町は、全てが「王朝の首都」か「港町」のいずれかに当てはまります。

つまり「川」「首都」「港町」の三つに注目することで大半の地図問題は解けるでしょう。

いま「大半の」と書きましたが、あと地図で覚えたほうがよいのは「宗教の聖地」です。

メッカとメディナとエルサレムの位置は知っておくとよいでしょう。


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