リスニングをどうすれば?(半村講師)

リスニングをどうすれば?(半村講師)

2013年7月18日 木曜日 投稿

講師の半村です。時代とともに試験の形も変わっていきますね。僕がいかに年寄りになってしまったのか書くのは恥ずかしいのですが、僕が大学を受けたとき、まだセンター試験にリスニングというものはありませんでした。

センター試験というのは国立大学や公立大学を受験する人が必ず受ける試験ですが、最近は私立大学でもよく利用されています。そんなメジャーな試験に今ではリスニングが必須。21世紀に入ってからリスニングの重要性はいろんなところで言われています。英検やTOEICという試験でもリスニングは必ず出るようになっています。

「なるほど、リスニングがだんだん重要になってきたのはわかった。でも、どうやればリスニングができるようになるの?」と思っている方も多いことでしょう。この記事ではリスニングの力を高めるのに少しでも役に立つことを書いていこうと思います。

知らない単語は聞き取れない…

いきなり身もふたもない話なのですが、知らない単語は聞き取れません。実は僕自身、高校のリスニングの授業で「天気予報を聞く」というものがあったのですが、さっぱり聞き取れなかったことを今でも鮮明に覚えています。

日本語の天気予報なら簡単に聴きとれたはずですが、実は当時の僕は「天気予報」を英語でなんというのか自体を知らなかったのです。どれだけ耳が良くても音感があっても「weather forecast」という単語を知らなかったので、今聞いたのが天気予報なのかさえわかりませんでした。

このように、実はリスニングにはまず語彙力が必要です。単語や熟語をまずは頭に入れておきましょう。ここを飛ばしてしまうとリスニング力はつきません。

単語や熟語はがんばって覚えた。でも聴き取れない…

単語や熟語はがんばってるし、文章はけっこう読める。でも聴き取りとなるとはさっぱり…。こういう場合は教材の使い方を工夫してみましょう。まず大切なのは「音声と全く同じ文が書いてある教材を使う」ということです。

例えば、映画の字幕などだと字数の制約があるので、実際に音声で話している文章よりも短い文が画面に出てくることがよくあります。

ただリスニングで肝心なのは「自分が何を聞き取れなかったのかがわかる」ということです。ある部分が聞き取れなかったらその部分をあとでしっかり確認するという事が肝心です。ですから自分の聞き取れなかった部分がどんな単語だったのか、どんな表現だったのかをしっかり後で確かめるためにも、「音声と文が完全に一致する」ものを選びましょう。

教材は選んだ。でもやる気がわかない…

リスニングの教材を買ってみた。でも教材は本棚の上に眠っていて実際には聞いてない…こんなパターンもよくあります。そんな時には「教材の難易度」と「自分の興味」をよく考えてみましょう。

リスニングの教材を選ぶときは「見栄は禁物」です。自分が全然わからない教材を使うのは他教科でも禁物ですが、リスニングでは特によくありません。せっかく教材を買ってみたのに一言も聴き取れないなんてことになったら、やる気は途端に消え失せてしまいます。

まずは文章を読んだときに「ちょっと簡単すぎるかも?」と思うくらいのレベルから始めるという手もあります。

そして「自分の興味」についてですが、リスニングの教材は「最初から」やる必要は別にありません。まず自分の興味のあるテーマの文を聴くところから始めるというのはどうでしょう。音声と同一の文がちゃんと書いてあるという条件さえ満たしていれば、あとは一番興味のある部分から始めてみればよいのです。

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