英語長文に負けない方法~入試英語に必要な「速読」とは~(千葉講師)

英語長文に負けない方法~入試英語に必要な「速読」とは~(千葉講師)

2013年2月19日 火曜日 投稿

英語長文に負けない方法~入試英語に必要な「速読」とは~(千葉講師)

キズキ共育塾・講師の千葉です。

受験生の多くが苦手とするものの一つに、英語の長文読解があります。

「何が書かれているかよくわからない」「長くて苦痛」「読み切れない」、キズキ共育塾に通塾している生徒さんからもこのようなお話をよくいただきます。

そこで、今日は長文読解のカギである「読解のスピード」について、読解のスピードを上げるトレーニング法などを紹介します。


どれくらいの速さで読めればいいの

「英文を読むのが遅くて…」と悩んでいる人はとても多いです。

このような相談を受けていて感じることなのですが、まずはじめに
「どれくらいの速さで読めばいいのか?」
「自分はいまどれくらいの速さで読んでいるのか?」
を知らない人が多いです。

長文読解に臨むときには、「○○語の問題なら、○○分以内で」というふうに、自分なりの目標を設定してみたり、実際に制限時間を設けてある問題集を解いてみるのがよいと思います。

そして、ここでポイントですが「1分間に100語以上読まなければいけない入試問題はありえない」ということを知っておいてください。

英文リーディングに関しては、「1分間100語の壁」というものがあります。

さらに、日本人でこの速度を超えられる人はほとんどいないとも言われています。

この速さってどれくらいか想像できますか?

だいたいの入試英語を半分の時間で終えてしまう速度です(笑)。

現実の入試でそこまでの速さは必要ないです。

裏を返せば、1,000語を超える超長文を出題する大学でも、ここまでの速さは要求していないのです。

入試で要求されている「速読」とは、「わからないところは飛ばしながら、設問に関する部分はじっくり考える」という能力です。

まずは、「200単語の英文を1分半」などの現実的な目標を立ててみましょう。
(速読英単語で挙げられている基準値です)


「速読」と「読解」の訓練は別物

上にも書きましたが、現実の入試英語長文ではそこまでの速さは要求されていません。

しっかり頭を働かせ、立ち止まって読んでもきちんと間に合うように作られておりますし、難関大になればなるほど、「適度に立ち止まらなければ読めない」文章を出題する傾向があります。

ここから解ることは、入試英語で必要な「速読」とは「大部分は速読、解らないところは分析的に精読する」という能力です。

具体例の部分は速読し、文章のテーマに関わるような抽象的な部分は精読。

簡単な単語で構成されている部分は速読し、一読で読み取れない部分はじっくりと精読。

このように柔軟に読み方を変えることが、入試本番では必要になります。

結局は、基礎的な構文・単語・文法をしっかり固めつつ、解らない部分は文脈から推測して読む、というごく普通の「読解」の流れに乗って読むことが一番です。

「速読」や「長文」という言葉に惑わされず、あくまでも普通の「読解」のスキルを高めていきましょう。


「速読」の訓練法

「速読」の訓練法

ごく普通の「英文読解」の方法を身につけていけば、そこまで「長文」というものは怖くないはずです。

しかし、それでも「読むのが遅い」という人は実際にいます。

「構文・単語・文法が完璧なのに、読解が遅い」という人には、いくつかのパターンがあります。

  1. 返り読みをしてしまう。何度も文章の先頭に戻る。
  2. 文章の展開を予測できない。
  3. 何度も日本語に直す。

自分が思いつくのは、この3つです。この3つを矯正するだけで、英文読解のスピードは劇的に上がります。

1. 2. 3.を矯正する方法は知識ではなく、「肉体的なトレーニング」に当たります。簡単にトレーニング方法を書いておきます。

  1. 単語・文法が解っている、読み慣れた英文を用意する。
  2. 右手にペンを持つ、なければ右手の人差指で代用する。
  3. 英文1行につき、5秒~10秒の速度で英文をなぞりながら読む。

この流れで読んでみてください。

ペンが動いている速さに合わせて英文を読んでいくと、返り読みや日本語に直してしまう余裕がないので、「英語を頭から読んでいく」という感覚が身につきます。
さらにトレーニングを積みたい人は音読にもチャレンジしてみましょう。

このようなトレーニングをしていくと、英語を読むことも速くなりますし、現代文などを読む速さもどんどん速くなっていきます。

ぜひぜひ、お試しください。


※ゼロからの学び直しや受験勉強のやり直しは、ぜひキズキ共育塾にご相談ください。講師とスタッフがあなたの学びを温かくサポートします。ご相談は無料です。

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