大学で最初の人間関係につまずき不登校気味の息子…親としてどう対処すべきでしょうか

大学で最初の人間関係につまずき不登校気味の息子…親としてどう対処すべきでしょうか

2017年7月11日 火曜日 投稿

キズキ共育塾では、広く不登校や中退(からの学び直し)について、通信制高校からの大学受験について、社会人からの学び直しについてなど、無料でご相談をお受けしています。

ここでは、どのようなご相談をいただき、どのようなご回答を差し上げているか、例をご紹介します。同じようなお悩みをお持ちの方のご参考になれば幸いです。今回のご回答は、講師の半村進が行っています。(※ご相談者さま個人の特定ができないよう、実際のご相談・ご回答の内容を一部変更しています。)

【ご相談】

息子が大学生になり一人暮らしを始めたのですが、最初に大学での人間関係でつまずき不登校気味になっています。親として、どう対処すればいいか悩んでいます。

息子の学部は全20人程度と少人数です。入学直後に学部全体でのオリエンテーションがありました。おとなしい息子は他の人たちとなかなか会話ができず、それでも勇気を出して声をかけようとしたとき、「この人暗い」と言われてしまい傷ついてしまったようです。

今では大学を不登校気味になり、それでもなんとか大学に行ったときにはそのたびに吐き気やめまいなどが起こり、本人は「もう大学を辞めたい」と泣いています。どうしたらよいのでしょうか?

【ご回答】

この文章を書いている半村自身が、学校で「場の空気」についていくこともつらく大変だったことを思い出しました。息子さんもとてもおつらかったと思います。

今は息子さんはお一人で暮らしていらっしゃるとのことですが、まず、「休日に帰省してもらい、なるべく美味しいものを食べてもらう」ということが大事だと思います。精神力と体力は密接に関連しているため、体をなるべくいい状況にしておくことが大切だからです。

ただ、学校の雰囲気はおつらいですね…学部が少人数であり、しかもその中ですでに居心地が悪いと感じている場合、「別の大学を再受験」というのも考えられる策でしょう。

しかし、息子さんにとって、現在通っていらっしゃる大学が「志望度の非常に高かったところ」であるのかどうかなどにより、どの程度強く再受験をおすすめするべきかも変わってくるかと考えます。

また、もし再受験を決断しそのために勉強を始める場合でも、休学などの手を使って「大学に学籍がある」という状態を保っておいた方がよいだろうと思いました。

もし再受験をされる場合は、大学選びの基準の中に
「少人数の科目は必修であるかどうか」
「学生に対する相談体制は充実しているか」
「いざというときコースや学科を変えやすいか」
といった点を念頭に置かれた方がよいかと思います。

ただ、上記のすべての内容にも増して気になるのは、「息子さんご本人にとって安心できる場所が今どこかにあるのか」ということです。

お恥ずかしいことですが、半村は大学を6年遅れで28歳のときに卒業しています。その際、「安心できる場所、安心できる人間関係」の大切さについて痛感しました。

息子さんについても、ご本人の肉体的健康と精神的安定のためには、勉強をするにせよ通学をするにせよ、大学とは関係ない場所で、一つ二つ安心できる環境があることが何よりも大切かと思いました。

そして、最も大切なことは、息子さんご本人が将来を悲観しすぎる必要は全くないということです。

どのような環境で安心できるかは、一人ひとり違います。もし我々の「焦らせない、脅さない」という環境がご本人に合っていらっしゃるのであれば、ぜひお力添えをさせていただければと願っております。


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