代表挨拶


代表:安田祐輔

キズキ代表の安田祐輔です。

少し長くなりますが、当塾を設立するに至った経緯をお話しいたします。

この塾を立ち上げた私自身、幼いころから家庭環境に恵まれず、小学校を卒業してからは、住む場所、一緒に住む人を転々として生活してきました。どこにも居場所が見つけられず、夜の街をさまよい、いつのまにか学校にもほとんど行かなくなりました。自分が何をしたいのかもわからず、その生活から抜け出す希望を見出せず、鬱屈した毎日を送っていました。そんな自分を「変えよう」と思ったのは、18歳のときです。

その後、猛勉強を経て20歳で大学に入学して、卒業後に至るまで、パレスチナ、ルーマニア、バングラデシュといった国々で、紛争や貧困問題に関わっていました。

特に印象に残っているのは、バングラデシュの娼婦街で生活しながら、農村から売られ働いている娼婦たちを対象とした映画を制作していたころです。現地で生活する中で、バングラデシュには衛生・医療・教育など貧困問題が多々あるものの、それは「餓死する」という類のものでは決してないことに気づきました。

貧しくても、幸せそうに生きている人々がたくさんいる。
一方で、イスラム教国における極貧の農村にいる人よりは、はるかに所得もあり、自由も保障されているはずの娼婦たちの中に、リストカットを何度も繰り返す人がいる。そこで私は「人はどんなに貧しくても、お金や暮らし向きによってではなく、尊厳によって生きている。それを守る仕事がしたい」と思うようになりました。

また一方で、そのころの日本では、リーマンショックによる大不況、派遣切りなど、「日本の貧困」がクローズアップされ始めました。そこで私は日本に帰国し、日本の総合商社で働きながら、休日を使ってホームレスの方々を支援するNPOに参加したり、東京・山谷でホームレスと一般市民の対話集会を開いたりしながら、日本社会について勉強を深めました。

その中で気づいたことは、私が生活してきた発展途上国の人々の多くは確かに貧しかったのですが、そこには「希望」があったということです。日本の高度経済成長期のように、その先に輝かしい未来が待っていると信じて、発展途上国に生きる彼らの多くは生活していました。しかし日本社会には「希望」がありませんでした。エリートたちは閉塞感の漂う社会の中で何が自分のやりたいことなのか悩み、一度貧困に陥ってしまった者はそこから這い上がれず、未来への希望を失っていました。

なぜ一度ドロップアウトしてしまうとなかなかやり直すことができないのか。私自身の生い立ち、バングラデシュでの経験、その中で私はずっと悩み続けてきました。明確な答えは今もまだ見えません。それでもなお、どんな環境で生まれ育ったとしても、たとえ人生のレールから外れてしまっても、未来が見えなくなったとしても、何度でもやり直せるような社会を創りたい、そう思うようになりました。

そのような思いから設立したのが、キズキ共育塾です。

キズキ共育塾では、困難を抱える若者たちが未来への「希望」を見出せるよう、彼らに対して学習支援を行っています。不登校気味の中学生、高校中退経験者、ひきこもり状態だった人など、様々な人が弊塾に通っています。

私たちが最も大切にしているのは、生徒さん一人ひとりの心に寄り添った指導をすることです。多様な背景を抱えた生徒さん一人ひとりに対応するために、授業は個別指導が中心です。それぞれの状況に合わせて授業の内容や進度を調整しています。また講師の多くには、かつて不登校やひきこもりだった経験があります。そのため生徒さんの悩みや疑問に対して、共感し、じっくり向き合うことができます。

「もう一度勉強したい。」そう思いながら立ち止まっている方は、ぜひキズキ共育塾にご連絡ください。学び直しを通して再び「希望」を見出せるよう、私たちが全力でサポートします。

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